今日2019年5月24日も、昨日に引き続き、九州地方などの西日本で光化学オキシダント注意報が発令されました。昨日の記事「越境大気汚染の状況変化か?」にて、光化学オキシダントが高濃度になっている原因について解説しましたが、今日は生活上の注意点についてまとめてみます。 光化学オキシダントが高濃度になると?目や喉の痛みが多くの人に症状として表れます。また、症状が重くなってくると、頭痛や呼吸の異常として表れる場合があります。PM2.5は粒子状の物質なのでマスクの着用は効果的ですが、光化学オキシダントは気体なので、マスクの効果は望めません。基本的には、屋外での活動を控えて、外気が入ってこない状況の室内にいるようにしましょう。 光化学オキシダント注意報とは?光化学オキシダントは、各地方自治体が、1時間ごとに多くの観測地点で濃度を測定しています。注意報の基準は大気汚染防止法に定められており、観測値が0.