被害状況[編集] 千葉県の広範囲で震度5の強震を記録し、千葉県総務部消防防災課資料によれば死者2名、重傷26名、軽傷118名、建物全壊16棟、半壊102棟、一部破損6万3692棟、火災3棟を出した[3]。山地崩壊 102箇所[4]。被害の中心は千葉県であったが神奈川県三浦半島でも斜面崩落による自動車の埋没などの被害を生じている[5]。 関東地方の比較的広い範囲で大きな被害が発生した地震としては1923年の関東地震およびその余震である1924年の丹沢地震以来であり[6]、その点でも当時、注目を集めた地震である。道路の陥没・傾斜地の崩壊・屋根瓦の崩落やブロック塀の倒壊などの住宅被害が、千葉県九十九里浜沿岸地域を中心に発生。また、九十九里浜沿岸・東京湾沿岸・利根川流域沿岸などでは液状化現象により被害が発生した[7][8]。 当時は、各市町村に自動計測機器(計測震度計)が設置されていなかった為、最