「数学の美しさ」というものは、数学を深く理解することで初めて得られる感覚と言われます。美しさが伝わると数学嫌いも少しはマシになるのかもしれませんが、数学嫌いの人にはそもそも美しさを伝えることができないということで、歯がゆい思いをしている数学愛好家は多いもの。そんなときに便利な、「数学の概念」を視覚的に理解できるグラフィック集は以下の通りです。 soft question - Visually stunning math concepts which are easy to explain - Mathematics Stack Exchange http://math.stackexchange.com/questions/733754/visually-stunning-math-concepts-which-are-easy-to-explain ◆01:奇数の和 奇数の和が平方数にな
4つ以上の平面に囲まれた立体を「多面体」と呼び、中でもすべての面が合同の正多角形で構成される「正多面体」は最も美しい対称性をもつ立体で、正四面体など5種類しかないことが知られています。この正多面体の亜種として、要件を緩和することで対称性を持つ多面体が考え出されてきましたが、実に400年ぶりに新しい対称性多面体がアメリカの数学者によって考案されました。 After 400 years, mathematicians find a new class of solid shapes http://theconversation.com/after-400-years-mathematicians-find-a-new-class-of-solid-shapes-23217 「正多面体」(通称、プラトンの立体)は、すべての面が合同な正多角形で構成され、すべての頂点で同じ数の面が接する立体で、正四
ウイルス自身に色はありませんが、テレビや雑誌では見やすいよう着色が施してあるため、誤解が生じることもあります。そこでアーティストLuke Jerramさんが企画したのが無色透明、ガラスで作った精緻なウイルスの模型を作るプロジェクト。実際にガラス職人が手作業で作ったもので、「色」を使わずにウイルスを表現している点が画期的であり、写真は医学雑誌や教科書でも使われています。 Glass Microbiology http://www.lukejerram.com/glass/ ◆01:エンテロウイルス71 1965年に発見された風邪やインフルエンザのような症状を起こすウイルス。 ◆02:豚インフルエンザ 人にも感染し、生物災害にもなり得る危険性のあるウイルス。2009年には新型インフルエンザとして世界的に流行しました。 ◆03:架空のウイルス こちらは実際には存在しない架空のウイルス。 ◆04:
名古屋大学(名大)と東京大学は、古典芸能で使う「能面」が多様な表情を見る側に想起させるのは、能面の各顔パーツが異なる情動を表現している「情動キメラ」であることが原因であり、こうした「情動キメラ」からの表情判断は、主に口の形状に基づいてなされることを示したと発表した。 成果は、名大大学院 情報科学研究科の川合伸幸准教授、東大大学院 総合文化研究科の岡ノ谷一夫教授らの共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、米国東部時間11月21日付けで米オンライン科学誌「PLoS ONE」に掲載された。 情動研究において、表情認知は重要な分野であり、そのメカニズムの解明は多くの研究者によって行われてきた。日本の伝統芸能である「能」で用いられる「面(おもて)」は、古くから「能面のような」という言葉で知られるように「無表情」の代名詞とされている。 しかし、実際に上演される能の舞台では、木彫りの面であり形状
前の記事 『iPhone』をレトロなカメラに変える竹製ケース 「ネット禁断症状」の実態調査:10カ国の違いは 次の記事 実際に制作された「メビウスの歯車」 2011年4月 8日 サイエンス・テクノロジーデザイン コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジーデザイン Charlie Sorrel じっと見ていると頭が爆発するはずだ。Photo: Berkeley Robotics この「メビウスの歯車」はあまりにも非現実的で、表現することはほとんど不可能だ。 この作品は「帯の片側にしか歯が付いていない歯車」であり、カリフォルニア大学バークリー校でロボット工学を専攻する学生のAaron Hoover氏が、さまざまな3D印刷技術を駆使して制作したものだ。Hoover氏は、このような歯車が実際に動くところのアニメーションを描こうと苦労した結果、このギアを実際に作ることが可能
カッコイイ! 海洋生物の骨格を透明な折り紙に印刷し、折って立体化した作品です。金沢美術工芸大学の卒業制作として堀崇将さんが制作しました。 オリツナグモノは、海洋生物の多様性をテーマにした8点の折り紙の作品です。永い伝統を持つ折り紙は、折り方や折る行為が、人から人へ受け継がれることによって、今日まで伝わってきています。海もそこで生きる生き物も、同じく古くから受け継がれてきたものです。本作品ではこのことを透明な折り紙を使って表現しています。この作品を見ることで、自分たちが受け継ぐべき未来について考えていただければ幸いです。 とのこと。 体内に取り込まれてしまった人工物...非常にメッセージ性の高い作品ですね。 素敵です。 卒展特集 2010 /金沢美術工芸大学(12/30)[JDN] 生き物の標本折り紙(オリツナグモノ:ORITSUNAGUMONO)[monogocoro ものごころ] 「オリ
2010年01月08日18:00 衝撃映像科学 遺体を1800回スライスして作られた人体の断面図ムービー 処刑された殺人犯の遺体をゼラチンで固めて凍らせ、輪切りにするような形で1800回スライス(1mm間隔)。それを1つ1つデジタル撮影して高速スライドショーに。真上から見るような形で頭部からスタートし、胴体を抜けて足先へ。 Visible Male Navigation 関連動画:わかりにくいという方はこちらを。 「衝撃映像」カテゴリの最新記事 遺体を1800回スライスして作られた人体の断面図ムービー できあがったハンバーガーに納得がいかず、マクドナルドで暴れる女性客 危うくそれぞれの命を失うところだった男女の登山家カップル 「科学」カテゴリの最新記事 遺体を1800回スライスして作られた人体の断面図ムービー 史上最も無意味な機械 息を吹きかけると見た目が大きく変化する錯覚チェス盤
星が たくさん みえる日は たくさん ひえる 星が すこし みえる日は すこし ひえる ‥‥星が ひやすのかな? 非電化冷蔵庫 「非電化冷蔵庫」は屋外においていただきます。冬の夜中にビールを飲もうとすると、下駄を履いて外に出て、「ウーッ寒い!」などと言いながら、ついでに星も見たりして戻ってくる‥‥‥ロマンチックかもしれませんが嫌われそうです。頻繁に出し入れするものは家の中の(小型の)電気冷蔵庫、長期保存するものは屋外の(大型)非電化冷蔵庫‥‥という使い分けも悪くなさそうです(実は私の家はこの方式です)。家ごと作れるのでしたら、家の北側に面して非電化冷蔵庫(あるいは非電化冷蔵室)を設け、ドアは室内から開けるようにすれば、いちいち屋外に出る必要はなくなります。 非電化冷蔵庫の原理は至って簡単です。冷蔵庫の貯蔵室は熱伝導率の高い金属でできています。貯蔵室の周りには水がたっぷり(写真の大きさの
テンセグリティ (Tensegrity) は、tensional と integrity の造語。引っ張る力と圧縮する力によって均衡を保たれる構造。バックミンスター・フラーの指導を受ける学生だった、ケネス・スネルソンが考案したものです。投げると弾むくらい構造は安定しています。が、輪ゴムを一か所外すと途端にバラバラになります。 いろいろなバリエーションがありますが、今回制作してもらったのは、輪ゴムと木の棒で作る最も単純なものです。エレガントな構造を自分の手で体験してもらうのが制作の目的です。 東急ハンズで買ってきたラワン材とバルサ材の2種類の丸棒で使いましたが、バルサ(6mm径)のほうが加工しやすく、見た目もいいようです。糸鋸を使いました。カッターでは両端に溝を入れるのが難しい。木を切るときに怪我をした学生がいました。軍手を用意すればよかったですね。申し訳ありませんでした。 この講義のために
折りたたみ式の構造キットで作った立体と、開発者の阿竹克人さん=日進市折戸町部品が折りたたまれ、束の状態部品を広げるとふくらんでいく全開し、幾何学立体が生まれた状態 3種類の部品を組み合わせるだけで、折りたたんだり、展開したりできる幾何学立体構造のキットを名古屋市天白区の建築家阿竹(あたけ)克人さん(56)が開発した。知的玩具として市科学館などで発売中だ。阿竹さんは「応用すれば、災害用テントやボート、宇宙施設に使える」と未知の可能性を夢見ている。 この構造体を構成する三つの部品は、側面に13の穴が開いた長さ12センチの棒と、つなぎ目の留め具2種類。穴を使って棒同士を交差させる。 94年に国際特許を出願。類似品と異なるのは、ほかの発明家の構造体の多くが棒と棒をつなぐ留め具が固定されているのに対し、阿竹さんのものは棒の端同士の接合部分に自由度の高い蝶番(ちょうつがい)を採用し、3種類の部品
美しい3Dフラクタルが簡単に作れるソフト『Apophysis』 2009年1月14日 ITデザイン コメント: トラックバック (0) Matt Blum Image: mynameishalo 子供の頃からフラクタル[リアス式海岸や雲の形などにみられる、部分と全体が自己相似になっている図形]が大好きだ。 高校時代には、フラクタルを生み出すプログラムをいくつも書いたのを覚えている。 (単に自分ができるからという理由で)マンデルブロ集合の白黒バージョンを表示するように、グラフ計算機をプログラミングしたこともある。 フラクタルは、数学と芸術が美しく交わったものだが、一般の人が自分で作り出すのは容易ではない。フラクタルの作成に役立つと思われるプログラムはいくつか試してみたが、非常に優れたものはこれまで見つかっていなかった。 たまたま見つけたのが、『Apophysis』という名前の無料のオープン
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『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
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