富士通研究所は12月9日、新パワーデバイスと制御技術を用いて世界最小クラス、高効率のACアダプターを開発したと発表した。 試作されたACアダプターは12W出力、本体容積15.6ccと世界最小。さらに世界最高の電力効率87%を実現している。現行の同クラスの製品に比べて体積的には約半分となる。 現在のACアダプターはスイッチ素子(FET)のON/OFFを繰り返して電圧を変換し、電力を制御している。小型化のためにはON/OFFを決める閾値電圧が低くMHz駆動が可能な適している。富士通研究所では動作抵抗の少ない窒化ガリウム(GaN)高電子移動度トランジスタ(HEMT)を用いたパワーデバイスを採用。スイッチング動作は現在用いられているシリコン半導体パワーデバイス(MOSFET)の10倍の周波数で動作し、動作抵抗も低く抑えられる。
USBバスパワーの電源品質について 中川 伸 年々、PCオーディオが盛んになってきていますが、それに伴ってUSBから供給されるオーディオ機器も多くなってきています。マニアの間ではUSBバスパワーは音が良くないということが言われていますが、私もUSB経由のオーディオをやる羽目になってしまい、そのことを実感するようになりました。そこで音の良いACアダプタを作る事になり、出力ノイズが1μV以下というような試作品を仕上げています。ところが、ひょんなことからUSBの電源品質に疑問を持つようになり、実際に調べてみました。そうしましたら、オーディオ的には驚くべき品質の悪さです。以下に写真を掲載いたします。プローブは1:1で、縦軸は2mV/Div、横軸は100mS/Divです。5種類のPCで計り、左上がMACbookで、右下のものがフィデリックス製のACアダプタですが、この電圧はほぼオシロスコープの残留ノ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く