ビジネスでもホームユースでも使えるパーソナルDLPプロジェクター「MP610」に、上位モデル「MP620」が追加された。XGA対応、DVI端子装備と待望の仕様ながら、10万円以下とあいかわらずのハイコストパフォーマンスだ。 プロジェクターというと、“高嶺の花”的なイメージを持っている人もいるかもしれないが、一概にそうとはいえない。液晶テレビが100万円を超えるようなものから手頃な製品まで揃っているのと同様に、現在では幅広い需要に応える多彩なプロジェクターが登場している。 特に昨年10月に発売されたBenQのDLPプロジェクター「MP610」は、8万円を切るという低価格で大いに注目を集めた。しかも、注目だけにとどまらず、実際にかなりの台数が売れたようだ。その理由は、単に安いだけではないという点に尽きるに違いない。 もちろん、この価格ですべてを満足の行く内容に仕立てることは不可能だが、できうる