JR九州が7日発表した2014年9月中間決算は、売上高が前年同期比1・9%増の1742億円、純利益は同43・6%増の127億円だった。増収は中間期として5年連続、増益は2年連続。売上高、純利益はともに、1987年のJR九州発足以来最高となった。 16年度をめざす東京証券取引所第1部への上場については、消費税の再増税の動向など不安定要素があり、現時点では前倒しは考えていないとしている。 今中間期では、駅ビルの賃貸事業や分譲マンション販売が好調だった。鉄道事業の赤字は、前年同期の39億円から19億円に減った。