保安検査用のトレーで最も多く細菌が検出された/Alex Wong/Getty Images North America/Getty Images (CNN) 空港で最も細菌が多い場所は保安検査用のトレーで、その数はトイレを上回る――。そんな研究結果がこのほど、感染症の専門誌に発表された。 研究は英ノッティンガム大学とフィンランド国立健康福祉センターの専門家が実施。フィンランドのヘルシンキ・バンター空港で2016年の冬に、さまざまな表面部分の細菌レベルを調べた。 この結果、調査対象となった表面部分の10%にウイルスが存在することが分かった。他に細菌が多かった場所としては、店舗にある支払い用の端末、階段の手すり、チェックインカウンター、子ども用の遊び場、それに空気中を挙げている。 風邪の原因となるライノウイルスの証拠に加え、インフルエンザ菌の兆候も若干見つかった。ただ、トイレの表面では呼吸器系