FACOM128A FACOM128Aは、FACOM100の経験を生かして設計製作し、1956年(昭和31年)に完成した富士通初の商用機であるリレー式科学用計算機。1号機を文部省統計数理研究所様に納入し、殆ど同時に2号機を有隣電機精機様の計算センターに納入しました。 FACOM128Aは、独創的なアドレス方式のプログラム・コードを開発して、FACOM100に対し演算速度が約4倍に高速化されました。FACOM128Bは、そのFACOM128Aを改良し、1958年(昭和33年)に完成したリレー式科学用計算機で、日本初の国産旅客機YS-11やカメラレンズの設計に使われ、コンピュータの名機と評価され、稼動する世界最古級のコンピュータとして沼津工場で動態展示しています。