ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (15)

  • 男性誌のテーマはせいぜい6つ。では何が違うのか:日経ビジネスオンライン

    司会、井上(以下I) それで1996年にいよいよ「BRUTUS」の編集長になられるわけですが、ぽんと発令が出たわけですか。 斎藤 そうです。2年ちょっと窓際にいて、1人でムックを作っていたんです。 すでに私の編集者人生は終わったと思っていた。まだ40歳前だったんですけど。車の免許を持っていなかったので、「免許でも取ってハワイで暮らすこともいいな」と、自動車学校に通い始め、仮免の2時間手前まで行ったんですね。それで、「明日、あさってやれば次は仮免だな」と思ったら、役員会に呼ばれて「『BRUTUS』の編集長をやらないか」と言われたんです。「えっ」と思ったんですけど、「これは『BRUTUS』を廃刊にするつもりだな」とすぐ分かった。 理由は簡単で、当時「BRUTUS」はもう悲惨な状態で、赤字が年間にたぶん5億円以上出ていたはずです。そんなを窓際の私に渡すんだから、廃刊にするつもりだと誰だって思い

    男性誌のテーマはせいぜい6つ。では何が違うのか:日経ビジネスオンライン
  • 日本でドラッカー人気が衰えない理由:日経ビジネスオンライン

    この夏、私は東京の書店のビジネスコーナーを見て回って、ピーター・ドラッカー用に割かれた書棚スペースの量に驚いた。米国あるいは欧州では、ドラッカーの書籍を見つけるのに相当苦労するからである。 彼は、年齢が上の世代の人々の間ではいまだによく知られており、広く読まれてはいるが、最近のビジネスパーソンはジム・コリンズやマルコム・グラッドウェルといった、より若い専門家を好んで読んでいるのだ。 我々が読むべきと言われたのはたった1つの論文だけ 私が2004年から2006年にかけてハーバードビジネススクールに在籍していた時には、我々が必修として読まなければならなかったドラッカーの論文は1つだけだった。ハーバードビジネスレビューに掲載された「自己探求の時代(Managing Oneself)」だ。 ドラッカーが4年前に亡くなっていなかったとしたら、今年の11月19日で100歳になっていたはずである。その生

    日本でドラッカー人気が衰えない理由:日経ビジネスオンライン
  • 手頃な価格で国産にこだわる、本格派シャツメーカー:日経ビジネスオンライン

    「いらっしゃいませ」 メーカーズシャツ鎌倉常務取締役の貞末奈名子(さだすえななこ)さんは、会社の発祥の地である鎌倉店で、笑顔で迎えてくれた。メーカーズシャツ鎌倉は、貞末さんの両親である、貞末良雄さん、タミ子さんが立ち上げた「年間30万枚のシャツ」を売る、日一のシャツのスペシャリティーストアとして注目されている。 貞末さんが着ているのはもちろん自社製シャツ。女性用でフリルがついているが、ブラウスではなくあくまでレディース用もシャツである。ボトムはパンツで、キリリとした印象。店舗で働くほかの販売員の女性も、皆イメージが似ている。 「シャツを売るというのは、カジュアルショップではないので、上品な美しい女性としての姿勢でいてほしい、といつも指導しているんです」 しばらく店舗にいると、入ってくるお客のほとんどがリピーターだと分かるが、顧客相手に販売員の女性たちが熱心でしっかりした対応をしている。

    手頃な価格で国産にこだわる、本格派シャツメーカー:日経ビジネスオンライン
  • 日本をダメにした「正解主義」の呪縛を解け:日経ビジネスオンライン

    景気悪化による消費不振、少子高齢化や人口減少に伴う国内市場の飽和、新興国の追い上げによる価格競争の激化、環境対応などで迫られる産業構造の転換――。現在、日企業には様々な難題が突きつけられている。 いずれの解決策も、過去の延長線上の発想やノウハウなどにある借り物の知識で見つけることはできない。だが、株主に追い立てられる経営者や管理職は早急な解を求め、付加価値創造を担うべき従業員はノウハウやインターネットで安易な答え探しに走り回る。 誰もが答えを求めるこの時代には、どのような人材が必要なのか――。それを探るため、日経ビジネスでは9月14日号で「急募!考え抜く社員 もう借り物の知識には頼らない」というリポートを組む。思考する社員を育てるために、それぞれの企業が何をしているのか、それをまとめた特集だ。 この企画に先立って、企業に求められる人材について、経営者や識者の意見を掲載していく。1回目

    日本をダメにした「正解主義」の呪縛を解け:日経ビジネスオンライン
  • 新書になった「この国のゆくえ」:日経ビジネスオンライン

    篠原 匡 ニューヨーク支局長 日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。 この著者の記事を見る

    新書になった「この国のゆくえ」:日経ビジネスオンライン
    mmaassuu
    mmaassuu 2009/08/21
  • 「年収4000万円」と引き換えにしたもの:日経ビジネスオンライン

    年収4000万以下の男性とは結婚しない」と豪語していた医師でありタレントでもある女性が、「やっぱり、お金より愛」と言って結婚した。 そのほかにも「私は美人」と言ってはばからないなど、“オモシロイ”と“不愉快”のぎりぎりのラインを危なげに漂うパーソナリティだ。 「お金より愛」という選択は、世間がホッとする着地となったが、果たしてそうだろうか。 彼女がしてきた発言は少なくない女性たちが胸に秘める音である。 4000万円は現実離れしているが、つまり医師でありタレントでもある女性の年収よりも高額ということ。今よりいい暮らしができるなら結婚してもいい、を代弁したに過ぎない。 「私は美人」もまた、なかなか女性が言えない乙女心だ。 コンプレックスはいろいろあれど、お洒落して化粧してヒール履いて「わ。美人」と思うことで自分の背中を押して出かける女性は少なくないはずだ。 化粧品市場は「私ブス」と思う女性

    「年収4000万円」と引き換えにしたもの:日経ビジネスオンライン
  • 「みんなの党」って案外いいんじゃない?:日経ビジネスオンライン

    今度の選挙は「自民党対民主党」の構図で捉えられてはいるが、争点がはっきりしない。 両党ともどちらがどれだけ、ばら撒くかの競い合いに終始し、大事な論点を避けていることでは似ていると、前回の「うそと、はぐらかしばかりの『政権公約』」で書いた。 さて、その後、ようやく非核三原則など注目に値する議論がちらほらと聞こえ始めた先々週、政界に新顔が現れた。その名も「みんなの党」だ。 独立行政法人、公益法人の改革に言及した唯一の政党 渡辺喜美代表が掲げるのは、「自ら熱意を込めて作成し、同志を募って歩いたマニフェスト」である。一読すると筆者が挙げた論点に言及している部分もある。「みんなの党」のマニフェストと筆者がこれまで挙げてきた論点とを照合してみることにした。 みんなの党の渡辺代表が自民党を出た原因は、ご存知の通り、公務員制度改革を阻まれたからであった。この課題に、みんなの党は、マニフェストの中の「I 増

    「みんなの党」って案外いいんじゃない?:日経ビジネスオンライン
  • いまどき「国産」の「靴下」に賭けて増収増益!:日経ビジネスオンライン

    下」というコモディティーで増収増益を実現している希有な企業がある。その会社の名前はタビオ、その昔はダンと言った。 「売れる商品を必要な分だけ作る」。この理想の実現に燃えた創業者は、店頭のPOS(販売時点情報管理)データを協力工場などと共有する仕組みを構築。極力、在庫を持たない効率的な生産システムを作り上げた。2000年10月には大阪証券取引所第2部に株式を上場。SCM(サプライチェーン・マネジメント)の最先端企業として内外の注目を集めた。 もっとも、表舞台でのスポットライトとは裏腹に、組織の内側は病魔に蝕まれていた。「下の神様」と崇められる創業者が生み出す製品はいつでも最高級の品質を誇っている。だが、「モノ作り」に対する過度の傾斜と、それによって醸成された「プロダクトアウト(生産主導)」の社風は、売り場の荒廃を招き、現場の士気を落とした。その結果だろう。上場後の数年間は足踏み状態が続

    いまどき「国産」の「靴下」に賭けて増収増益!:日経ビジネスオンライン
  • 「買わない消費者」に新スタイルの住宅:日経ビジネスオンライン

    世界経済危機で一気に冷え込んだ日の消費。住宅メーカー、自動車販売店、百貨店などの販売不振が連日、メディアで報じられている。 だが、消費低迷の理由は景気の悪化ばかりではない。「日経ビジネス」が4月に実施した読者アンケートでは、消費の飽和やそれに伴うモノ離れの実態が明らかになった。 今回は日経ビジネス誌2009年5月25日号特集「物欲消滅 『買わない消費者』はこう攻めよ」の連動企画として、特に住宅に対する読者のアンケート結果から新たなニーズを考える。また新たな賃貸ビジネスについても紹介していく。 住宅業界で注目を集めている「コレクティブハウス」という、新たな形態の賃貸住宅をご存じだろうか。 共有スペースを重視した賃貸住宅のことで、同じ住宅に住む複数の住民同士で洗濯機や大型テレビ、クルマなどのモノを共同所有し、事や清掃など生活の一部を協力して行う、いわば共同生活型の賃貸住宅だ。共同生活の運営

    「買わない消費者」に新スタイルの住宅:日経ビジネスオンライン
  • とりあえず定時に帰れ、話はそれからだ~『働き方革命』 駒崎 弘樹著(評者:工藤 敏明):日経ビジネスオンライン

    私はかつて、とある中堅出版社で雑誌編集者として働いていた。いうまでもなくクソ忙しい。土日も関係なく、校了日が近づけば終電で帰宅するのが常態化し、それでも追いつかなければ何日か編集部に泊まり込んで発刊に間に合わせた。 「定時」なんてはじめからなかった。残業代も出ない。大手はともかく、出版社なんてみんなそんなもんだろうと踏んでたし、実際(自分の知る限りでは)そうだったから、別になんとも思ってなかった。 会社を辞めてフリーライターになってからも同じような、いや、もっと荒れた生活が続いている。勤務先が自宅になって、寝てるとき以外は常に仕事に襟首つかまれてる感じ。ヘタに休んで得意先から切られでもしたら、途端にえなくなる。まあ、好きでやってることなんだけど。 書の著者も、私なんかと比較するのはおこがましいが、似たような働き方をしてきたらしい。 大学3年次にITベンチャーを立ち上げ、大学に通うかたわ

    とりあえず定時に帰れ、話はそれからだ~『働き方革命』 駒崎 弘樹著(評者:工藤 敏明):日経ビジネスオンライン
  • 逆差別ではないのか、「子育てで残業免除」:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 先日、「厚労省、『子育てで残業免除』を正式提示」といった内容のニュースがインターネットや新聞、テレビで報道されました(参考記事はこちら)。 28日の厚生労働省の労働政策審議会雇用均等分科会で提示された育児・介護休業法改正の原案に、「3歳未満の子供を持つ従業員が希望すれば残業が免除されたり、短時間勤務ができたりするようにする」ということが盛り込まれていたためです。 厚生労働省がこの法改正を進めてきた背景は、以下の通りです(2008年8月27日、第82回労働政策審議会雇用均等分科会議事録からの要約)。 「平成3年に育児・介護休業法が制定され、女性の育児休業取得率は上昇。しかし、女性の就業におけるM字型カーブは依然として残っており、第1子の出産を契

    逆差別ではないのか、「子育てで残業免除」:日経ビジネスオンライン
  • 【第27回】商社事務職OLの恋愛事情 社内恋愛では“負け組”に?:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン アラサー(Around30=25~35歳)世代の女性の恋愛事情は、どうなっているのだろうか? 最近、“アラサー向け女性誌”の取材を受けるたびに、読者の「カレシいる率」をチェックしているのだが、おしゃれな女性誌の読者も、なんと半数は「恋人なし」である。中には、「読者の6割にカレシがいない」という女性誌もあった。みな、20代後半~30代前半の働く女性を読者に持つ雑誌である。 20代後半~30代前半といえば、バブル時代は「社内恋愛」が花盛りであった。今どきのアラサー女性たちは、社内恋愛はしているのだろうか? 前回のコラムで登場した、商社の事務職OL4人に聞いてみた。 いまや社内恋愛の難しい時代 「社内恋愛が当たり前と思って入社したんですけれど(笑)

    【第27回】商社事務職OLの恋愛事情 社内恋愛では“負け組”に?:日経ビジネスオンライン
  • 「私、ここで結婚できますか?」と聞く女子大生、どう思います?:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ちょっと気張った、高めのランチを出すレストラン。対面には、会社訪問にやってきた21歳女子大生が座っています。 何を話してあげたらいいのか、何を聞かれるのか。ちょっとどきどきした気分で、お手ふきの封を開けたところで、女子大生が口を開きました。 「あの、転勤ってあるんですか? 私、家族とか友達も大切にしたくて」。 さて、この一言に何を感じるでしょう。 「今流行のワークライフバランスってやつか。最近の学生はしっかりしているな」でしょうか。それとも「OB訪問でいきなり私生活の話? 仕事をなめんな」でしょうか。 社会人と学生の境界線から 今年、私は入社2年目になりました。2年前は髪を黒く染め直した就職活動生。今でも、正直、学生と社会人の間をゆらゆらと揺

    「私、ここで結婚できますか?」と聞く女子大生、どう思います?:日経ビジネスオンライン
  • NTT迷走の裏側:日経ビジネスオンライン

    Copyright © 2006-2018 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved. モバイル版 | パソコン版

    NTT迷走の裏側:日経ビジネスオンライン
  • NGN(次世代ネットワーク)の正体:日経ビジネスオンライン

    このコラムについて 日の通信事業者は、現在全力を挙げてNGN(次世代ネットワーク)の構築を進めている。2008年早々には、NTTグループが先陣を切ってNGNの商用化サービスを始める計画だ。NGNとは電話のために銅線で作った電話網に代わって、IP技術をベースとした光ファイバーで作り上げる新しいネットワーク。NGNの登場は100年以上の歴史を誇る電話網が置き換わる大変革といえる。こうした未来がもうすぐそこまで来ているのに、実像はまだあまり知られていない。商用化まで約半年となったNGNの質と、その実情をシリーズでお伝えする。 記事一覧

    NGN(次世代ネットワーク)の正体:日経ビジネスオンライン
    mmaassuu
    mmaassuu 2008/02/22
  • 1