●はじめに 前回のエントリー『国連「先住民族の権利に関する宣言」に世界で4カ国だけ反対していた国々』は、ネット上で少なからずの反応をいただき、多くの貴重なご意見や情報提供を、トラバやリンク・ブクマ、コメント欄等でいただきました、ありがとうございます。 このような反応をいただくこと自体、双方向で意見を交わしあえるネットという媒体の優れた特性であり、一ブロガーとして意見参加いただいたみなさまに感謝申し上げたいです。 前回のエントリーでは、「先住民族の権利に関する宣言」に、世界中でたった4カ国だけ反対に回ったのは、豪・加・米・ニュージーランド旧大英連邦アングロサクソン国家だった事実を取り上げたわけですが、この国々は必ずしも先住民問題を放置してきたわけではない、むしろ皮肉にもカナダとニュージーランドという「先住民問題先進国」のように謳っている国も並んでいることをコメント欄でも指摘いただきました。