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2005年2月16日のブックマーク (14件)

  • 漢字は表意文字という話: 極東ブログ

    たまたま先週週刊現代を読んでいて、京大教授阿辻哲次「漢字道楽」というエッセイが面白かった。話は、数年前まで「阿辻哲次」の「辻」という字を中国人によく問われたというのだ。 数年前まで、初対面の中国人と名刺を交換する時には必ず、貴殿の苗字には奇妙な文字があるが、この「辻」とはいったいどういう意味か、まともな漢字なのか、それとも日で作られた記号のごときものか、漢字であるとすれば、中国語ではどう発音すればいいのか、などとあれこれとたずねられたものだった。 この話でまず五分は盛り上がったのだそうだ。ま、中国人としても承知の上の洒落である。「辻」は国字といって日でできた漢字なので中国にはない。それ自体は別にどうっていう話でもないのだが、中国人が気になるのは、「どう発音すればいいのか」である。 そうはいっても、国字に中国音などありようがない。が、実際には困らない。どう見ても、これは、「十」で音をとる

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    mmddkk 2005/02/16
  • この外に仏法の求むべき無きなり: 極東ブログ

    雑談である。しかも愚痴である。文藝春秋三月号を買ったら「仏教入門」が載っていた。愚劣な内容だった。文藝春秋もここまでくだらなくなったか。まったく大学を出て文藝春秋なんか読んでいるようじゃだめってことだな、と思う。 玄侑宗久、こいつに一喝する者はいないのだろうか。臨済宗か、それで禅か。勝手にしろだな。ひどい世の中になったものだ。お次が願寺派の門主。「一日五分、語感を研ぎ澄ませよ」か。親鸞ならなんと言うだろう。これも勝手にしろの部類だな。 詮ずるところ、愚身の信心におきてはかくのごとし。このうへは、念仏をとりて信じたてまつらんとも、またすてんとも、面々の御はからひなりと云々。 親鸞には弟子はいない。僧ですらない。面々の御はからひなり、勝手にしろってことだ。 山折哲推については、今は言及しない。成仏(餓死)するか俺は見ているぜ。石原慎太郎はどうでもよい。 四国遍路、そんなもの仏教に関係ない。森

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    mmddkk 2005/02/16
  • 食料自給率を上げる意味があるのか?: 極東ブログ

    料自給の問題をいきあたりばったりで書く。私は、日料自給なんて気にすることはないんじゃないかと思っている。日は先進諸国の中では料自給率40%と最低であると言う。それがどうしたと思う。なにが問題なのだと思う。そういう意見はどのくらいあるのだろうと思って、ぐぐってみる。唖然とした。見つからん。それどころか、日料自給率の低さが問題だというのである。ほぉと思う。読んでみた。まるでわからん。 朝日新聞社説「料自給――『保護』では高まらない」を読んでもまるでピンとこない。 牛海綿状脳症(BSE)に感染した牛が見つかった米国からの牛肉輸入が止まり、外チェーン店から牛丼が消えた。鳥インフルエンザで、タイ、中国鶏肉の輸入も止まった。国内消費量のうち、牛肉の3割、鶏肉の2割が手に入らなくなるという異常事態が続いている。 一連の出来事は、料の多くを海外に頼っているこの国の危うさを、改めて

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    mmddkk 2005/02/16
  • 仏教入門その4: 極東ブログ

    禅について書いても、無意味なのではないかという気もする。世人は玄侑宗久「禅的生活」で満足しているようだ。日の禅は臨済禅か。私には関係ない。が、今禅について思うことを少し書いてみたい。 禅について書かれたは面白いが。それは罠だ。禅の障害である。そうわかっていても、面白いものは面白い。この一冊というなら、臨済録だろう。最後にオチもある。臨済の禅は臨済の死をもって終わる。当に終わったのだ。 臨済に関連して中国禅の話は柳田聖山「禅思想」が面白いには面白い。柳田聖山のものはよく読んだが、もういい。我が邦の禅師では一休宗純。その狂雲集はどうか。隠元、白隠、鈴木正三の語録はどうか。もういいなと思う。 碧巌録はどうか。無門関はどうか。趙州無字。犬に仏性はあるか。くだらない。この公案の答えは、くだらない、だ。 なぜか。それは「一切衆生悉有仏性」をなんと読み下すかにかかっている。そこに禅は極まると思う。

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    mmddkk 2005/02/16
    「犬に仏性はあるか。くだらない。この公案の答えは、くだらない、だ」
  • 仏教入門その3: 極東ブログ

    浄土教については、自分の宗教的な関心から歴史的な関心がおろそかになりがちになる。だが浄土教に宗教的な救済を求めることは無意味だとも思う。が、それは確実に私の一部となっている。 15年くらい前になる。一人熊野詣で山を越えて歩き回ったことがある。山の中腹でふと振り返ると、眼下に昔の大社跡が、それがなるほどというくらい、浄土のように美しく見えた。浄土教というのは、あの美しさや輝きを持つものだと思った。また、のたれ死にも悪くないと思えるほどの孤独に感覚が麻痺していたころ、当麻寺の練供養会式の後の春の夕暮れが浄土を連想させるほど美しかった。飛鳥のレンゲ田にたたずみながら、多数の天人たちが今、大空から駆け下りてきても不思議でなく思えた。あの陶酔感や、沖縄のエイサーのもつ躍動感のなかに、浄土教の歴史的な扉があるのだと思う。その美に惹かれる。それでいて私は宗教的にはいつも浄土教にはなにかに戸惑っている。

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    mmddkk 2005/02/16
    浄土教
  • 仏教入門その2: 極東ブログ

    密教には随分と心惹かれた。が、今はほぼその興味を失ってしまった。そんなことを書くのもどうかと思うが、なにしかしら書いてみたい気だけはする。 日人として密教といえば、空海ということになる。空海は非常に難しい。原典もなんどか挑戦したが歯が立たないという感じがする。この恐ろしい知識人は当に古代人なのか。人間離れしている。道元も恐ろしいほどの知識人だが、それでもまだ人間という感じがするが、空海に至ってはほぼ人間とは思えない。空海、つまり弘法大師はそれ自身が伝説のようでもあり、その伝説からもアプローチしたが、よくわからなかった。 日人はなぜこうも御大師様に惹かれるのだろうか。10年以上も前だが高野山密厳院に泊まった小雨の深夜、人っ子一人いない奥の院を詣でたことがある。四方墓ばかりの暗く湿った参道を歩きながら、そうして行けば、生きていらっしゃる大師に会いできそうな気がした。神秘的な体験はなかった

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    mmddkk 2005/02/16
    密教
  • 仏教入門その1: 極東ブログ

    私は仏教を理解しているとはとうて思えない。私の仏教入門など、お笑いぐさだろうと思う。が、メモがてらに書いてみたい。自分の人生のちょっとした追想のようなものであるからだ。 仏教を知るのに最適な書籍はなにか。私の結論は「大乗起信論」である。現代語訳付きで安価な岩波文庫のものが近年出ているのだが、アマゾンを見たらすでに在庫がない。ある意味、よいことだと思う。大学の教科書などで利用されているのだろうと推測する。皮肉を言えば、よって、古書でより安価にありそうなものだが、アマゾンの古書にもない。 現代思想かぶれには、井筒俊彦の「東洋哲学覚書 意識の形而上学―『大乗起信論』の哲学 中公文庫BIBLIO」が受けるだろうが、井筒俊彦はあまりお薦めしたくない。デリダとかお薦めしたくないのと同じ理由だ。私は井筒のファンとも言ってもいいのだが、こうしたは若い人には害があるように思う。 現状、大乗起信論は安価なも

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    mmddkk 2005/02/16
  • 朱子学は道教: 極東ブログ

    朱子学なんていうものは、道教できまりと思っていたが、ネットをちょっとぐぐってみたら、まだ定説にもなっていないのかと、ちょっと唖然とした。そしてちょっと反省した。こりゃちょっくら世間様にすり寄るべきだったか、なと。 そう思ったのは、ryoさんの次のコメントだった。 それに朱子学が道教だというのはいったいどっから来てるのですか.超越性の内在という点で禅と似てるというのならまだしも(もちろん朱子は道教も仏教も批判しますけど,一面では相当継承している箇所があるわけです).それこそ(やな言い方ですが)「と」じゃないですか(笑)極言なんていうけど,単に不用意だと思います. とご指摘いただいて、あれ、と思ったのだ。 ただ、ryoさんは、極東ブログのレトリックをお楽しみにならないようなので、ちょっと残念。というのは、次の指摘は、ちょっと、トホホ。 以上の話は実はどうでもよくて,僕は単に読みながら冷笑的に傍

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    mmddkk 2005/02/16
  • 教養について: 極東ブログ

    教養」について、自分はあまり関心がない。いや、「教養」についての話題に自分がいつも頓珍漢な思いがする。ある意味、私にとって教養は非常に明確である。ちょっとメモがてらに書いてみたい。 まず、ヘンテコな結論から先に書く。これは誰か言っているのかどうか知らないが、どんな教養であれ、その基礎がなければなんの意味ないということ。教養の基礎とはなにか。人格か? 正義か? 美的センスか? 私はまるで違うと思う。私は単に独断なのか、私の教養の実は成果なのか、こう思う。教養の基礎とは「人の知性を快活にさせること」だ。そして、その「人」というのは、すべての層の人を含む。 私は教育について、奇妙な理想を持っている。学力なんかどうでもいい。まず大道芸を一つ身につけろと。まったく異文化の町に一人放りださせたとき、誰かの気を引かせ、その人と快活な関係が持てるようにせよ。難しく言えば、「おまえはユニバーサルな人間であ

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    mmddkk 2005/02/16
  • 2005-02-10

    あまりブログメタな話題は書くのを控えているのだけど、たいした理由はないです。 私は、たぶん、こんなことをしていられるのはそう長くはないだろうなと思っています。ま、それは誰でもいつかは死んじゃうというくらいの意味しかないのだけど。 こうして書くことで誰かに迷惑を掛けているのか?というと、ま、非公開の日記に比べれば、読んで不快になる人もいるのだろうな。でも、その人にとって、ここを読まないという自由は大きく確保されているのだから、いいのではないかと思う。 自分でもどうかなとは思うけど、私の文章(拙くて、無知で申し訳ないと思う)に関心を持たれるかたがいるみたいで、そのあたりはよくわからない。 私は政治や思想には、ご覧のとおり、関心はあるけど、特定の政治思想の実践にはまるで関心ない。ヒューマニズムの時代は終わったよなと思想的には思うけど、私の心情は、たぶん、そこを抜けることなく終わるだろうと思う。

    2005-02-10
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    mmddkk 2005/02/16
    「仏は如何なるものにか候ふらん」
  • ビジネスリサーチの心得

    コラム〜リサーチャーの日常 人生を通じてマッチクオリティーを追求する 知識の幅が最強の武器になる というで初めて知った「 マッチクオリティー 」という言葉は、経済学の用語で、ある仕事をする人とその仕事がどれくらい合っているか、その人の能力… 2021.05.04 2021.05.13 311 view 1.ビジネスリサーチの基・心構え すべては「依頼」から始まる〜社内リサーチャーと社外リサーチャ… 【 リサーチャー とは 】企業で企画系の仕事をしていると、上司の依頼で調べものをして資料にまとめるという仕事が多いと思います。企画系の業務では課長クラスまではこうしたリサ… 2021.01.18 2021.05.13 340 view 2.ビジネスリサーチの情報収集 デスクトップ調査 の基〜アニュアルレポートなど公開情報から… デスクトップ調査 とは、主にインターネットなどを使用して、公開

    ビジネスリサーチの心得
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    mmddkk 2005/02/16
    個人情報漏洩防止にはキーロガー?
  • WELCOME TO - Caid - MODERN TAILORING

    拝啓 余寒の候、ますますご隆昌のこととお喜び申し上げます。 平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。 Tailor CAIDは2023年2月22日をもちまして21周年を迎えることになりました。 これもひとえにお得意様及び皆々様方のご支援の賜物と心より感謝を申し上げます。 22年目も引き続き、時代の波に流される事の無い"Timeless"をテーマに世代を超えた技術とセンスの伝承と、 さらなる洗練した独自の物づくりを目指し、いつの時代も変わらぬCAID Styleで、 より一層皆様に愛される仕立て屋になれるよう、自社工房と共に取り組んでまいる所存でございます。 今後とも一層のご愛顧、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。 2023年2月22日 株式会社ケイド 代表取締役 山祐平 お客様各位 コロナウィルスの感染拡大防止策の徹底はもとより、お客さまにもマスク着用、 ソーシャル

    WELCOME TO - Caid - MODERN TAILORING
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    mmddkk 2005/02/16
    アメトラ風オーダースーツ
  • ネットの優等生はケータイが苦手?

    SFCの学生が他大学の学生とコミュニケーションを取る時に、躊躇したり、上手くいかない事があるという。そのネックになっているのは携帯電話、ケータイだ。パソコンとインターネットを使ったコミュニケーションは日常茶飯事となっているにも関わらず、ケータイというツールと、それを使ったコミュニケーションには不慣れな面があるようだ。 例えばケータイのパケット定額制の料金についての印象を聞いてみると、SFCの学生の間では「高い」という反応で占められていた。使うかどうかという質問には「元が取れる程使えないのではないか」と、4000円程度の価格設定になっている定額料にあまり魅力を感じていない様子がうかがえる。 一方同じ慶應義塾大学の三田キャンパスで聞くと、定額制の料金をただただ4000円と聞いた時にはやはり「高い」という感想を持っていたのだが、ケータイの料金明細が頭をよぎった途端に「そちらの方が得かも知れない」

    ネットの優等生はケータイが苦手?
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    mmddkk 2005/02/16
  • 週刊!木村剛 powered by ココログ: モノ書きの老婆心:「匿名性」を護るために

    1998年金融・企業財務に関する総合コンサルティングを行うKPMGフィナンシャルサービスコンサルティング株式会社を創業。 2005年7月より金融知識を中核とした総合サービスを提供する持株会社として株式会社フィナンシャルに社名変更、現在は代表を務める。 グループ会社で金融経済誌『フィナンシャル ジャパン』を発行するナレッジフォア株式会社代表取締役会長。 また、経済同友会 消費者問題委員会 副委員長、日内部統制研究学会 理事、日公認不正検査士協会 評議員、日サッカーミュージアム アドバイザリーボード座長などを務める。 皆さん、こんにちは。木村剛です。件の実名・匿名論争に際して、「要するに、木村は匿名が嫌いなんだろ」という風に思われた方も少なくないかもしれませんが、じつはそういうわけではありません。意外にも「匿名性は重要だ」と考えているのです。 「匿名性」に関する私のポジショ

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    mmddkk 2005/02/16