欧州宇宙機関(ESA)は、最近発見された小惑星について、2032年12月22日に地球に衝突する確率が1.2%(先月29日現在)あるとの推定を発表した。観測はまだ続いており、確定的な軌道はまだわかって…

本日実施いたしました、イプシロンSロケット第2段モータ再地上燃焼試験について以下の通り第一報としてご連絡させて頂きます。 試験名称:イプシロンSロケット第2段モータ再地上燃焼試験 発生時刻:点火後約49秒(点火時刻08時30分) 発生事象:燃焼異常 人的被害:なし 第三者物的被害の状況:なし 推定原因:不明 今後の対策・スケジュール目途等:現時点では未定
【読売新聞】 秋田県能代市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)能代ロケット実験場によると、同施設で14日午前9時頃、固体燃料ロケット「イプシロンS」の第2段の地上燃焼試験中に爆発が起きた。 JAXAは今年3月、日本の新たな主力ロケット
大型ロケットH2Aの47号機が7日、打ち上げに成功した。どういうロケットで、何を搭載していたのか。ここのところトラブルが相次ぐ日本のロケット開発の現状は。 Q H2Aロケットとは、どういうロケットな…
イプシロンロケットはこれまで「特別」だった宇宙の敷居を下げ、誰もが積極的に宇宙を使える時代の実現を目指した固体ロケットです。 組立・点検などの運⽤を効率化し、「世界一コンパクトな打ち上げ」という掛け声のもと、運用・設備・機体の打ち上げシステム全体の改革に取り組みました。 また、振動と音を小さくする工夫に加えて、ロケットから衛星が分離されるときの衝撃を抑える工夫をすることで、世界トップレベルの乗り心地を実現しました。 鹿児島県肝付町にある内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられます。 また、試験機開発では発射管制オペレーションの見直しや、モバイル管制の導入などにより、ロケットを打ち上げる仕組みの中で「運用・設備」の改革を実現しました。 発射管制オペレーションの見直しでは、ロケットの打ち上げ管制をできるだけシンプルにすることに取り組みました。 先代のM-Vでは打ち上げ時に約80人が管制室に詰めて作
日本の基幹ロケット「イプシロンS」実証機のモーター燃焼試験が26日、鹿児島県の種子島宇宙センターであり、なんらかの異常が発生した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、爆発が起きた可能性があり、…
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が26日午前に種子島宇宙センター(鹿児島県)で実施した次世代小型ロケット「イプシロンS」の開発試験で爆発が起き、火災が発生した。JAXAは状況を確認している。2023年7月に実施した試験でも爆発しており、原因究明と再発防止に取り組んだが再び失敗したもようだ。26日午前8時半ごろに始めた2段目エンジンの燃焼試験で異常が生じ、爆発の後に火災が発生した。試験はエンジン
26日午前8時半ごろ、種子島宇宙センターで行われた固体燃料式の小型ロケット、「イプシロンS」の2段目の燃焼試験で、燃焼中に異常が発生しました。 JAXA=宇宙航空研究開発機構などによりますと、試験はおよそ120秒間行われる計画でしたが、燃焼開始後20秒ほどから燃料を燃やす容器内の圧力が予測より徐々に高くなり、49秒後に爆発したということです。 この爆発で試験場で火災が発生し消火活動が行われましたが、けが人はいませんでした。試験場の周辺には爆発したロケットの部品などが飛び散っているということで、JAXAは部品を回収するとともに、試験で取得した200項目のデータを評価するなどして、爆発の詳しい原因を究明するとしています。 「イプシロンS」は、JAXAなどが開発中の日本の主力ロケットの1つで、去年7月に秋田県の試験場で行われた同じ2段目の燃焼試験では、試験開始からおよそ57秒後に爆発事故が発生し
宇宙はどのように始まったのか…… これまで多くの物理学者たちが挑んできた難問だ。火の玉から始まったとするビッグバン理論が有名だが、未だよくわかっていない点も多い。 そこで提唱されたのが「インフレーション理論」である。本連載では、インフレーション理論の世界的権威が、そのエッセンスをわかりやすく解説。宇宙創生の秘密に迫る、物理学の叡智をご紹介する。 ユニバースからマルチバースへ近年、さまざまな研究の成果から、マルチバース(multiverse)という言葉が流行してきています。宇宙は一つ(uni)ではなく、多数(multi)であるというのです。実は私のインフレーション理論でも多数の宇宙が生まれることは予言されていて、本書でも「子宇宙」「孫宇宙」という言葉がときどき出てきました。そのほかにもさまざまな理論によって、宇宙は多様に存在しているらしいと考えられるようになり、マルチバースという言葉が定着し
ニューズ・コーポレーションの子会社であるダウ・ジョーンズ社が発行する日刊経済新聞。1889年以来、世界各地の意思決定者に対し経済情報を提供し続け、アメリカの最も信頼される新聞として知られている。 WSJ PickUp ウォール・ストリート・ジャーナルの記事の中から、ダイヤモンド編集部が注目する記事をピックアップ。平日毎日更新します。 バックナンバー一覧 小さな一歩なくして大きな飛躍はない。 先月、インドの無人探査機「チャンドラヤーン3号」が月面に着陸し、同国は米国、ロシア、中国に続いて月面着陸を成功させた数少ない国の一つとなった。インドは世界で初めて月の南極付近への着陸も成功させた。ロシアの無人探査機が同地点への着陸準備中に墜落してからわずか数日後のことだった。未踏の辺境地を目指すレースでの勝利は、14億人の人口を抱えるインドにとってとてつもない偉業だ。 しかし、インドの月面着陸に関して最
インドが打ち上げた無人の月面探査機「チャンドラヤーン3号」が日本時間23日夜、月への着陸を試みます。月の南極付近の着陸に成功すれば世界初となり、経済成長著しいインドが宇宙開発の分野でも大きな存在感を示せるのか、注目が集まっています。 先月14日に打ち上げられたインドの無人の月面探査機「チャンドラヤーン3号」は月に向けて順調に飛行を続け、日本時間23日夜から着陸に向けて降下を始めます。 インド宇宙研究機関=ISROによりますと、探査機は日本時間の午後9時半すぎに月面への着陸を試みる予定です。 月面への探査機の着陸には、これまで旧ソビエト、アメリカ、それに中国が成功していて、インドが成功すれば4か国目となります。 また、「チャンドラヤーン3号」は水が氷の状態で存在する可能性が指摘されている月の南極付近の着陸を目指していて、成功すれば世界初となります。 インドは前回、4年前に探査機「チャンドラヤ
チャンドラヤーン3号=13日、インド・シュリーハリコータ/Indian Space Research Organization/EPA-EFE/Shutterstock (CNN) インドは14日、月面着陸を目指す探査機「チャンドラヤーン3号」を打ち上げる。着陸に成功すれば世界で4カ国目となる。 チャンドラヤーンはサンスクリット語で「月車両」の意味。インド南部アンドラプラデシュ州スリハリコタにあるサティシュダワン宇宙センターから、現地時間の14日午後2時半に打ち上げられる。 インドが月面着陸を目指すのは、失敗に終わった2019年の「チャンドラヤーン2号」に続いて2回目。同国初の月探査機「チャンドラヤーン1号」は08年、月の軌道を周回した後、意図的に月面に墜落させた。 インド宇宙研究機関が開発したチャンドラヤーン3号は、着陸船、推進モジュール、探査車で構成される。目的は、月面に安全に着陸させ
初の宇宙飛行から60年 もうすぐ、ロシアは非常に重要な記念日を迎えます。ソ連の宇宙飛行士ユーリー・ガガーリンが、1961年4月12日に人類初の有人宇宙飛行に成功してから、60年という節目を迎えるのです。ガガーリンの偉業を称え、4月12日はロシアでは「宇宙飛行士の日」という記念日に指定されています(国際的にも、4月12日は「世界宇宙飛行の日」となっています)。これからロシアではそれに関連したイベントやマスコミの特集などが続くのではないでしょうか。 この連載でも、ガガーリン宇宙飛行60周年という機会を捉え、2回にわたって、宇宙に関連した話題をお届けしたいと思います。まず今回は、ロシアによる宇宙開発の現在地について、概観してみることにします。そして次回は、ロシアにある宇宙博物館についての案内をお届けする予定です。 ガガーリンの胸像(撮影:服部倫卓) ガガーリンは今もロシア国民の誇り ソ連はフルシ
<地球から100万マイル(約160万キロ)の軌道を周回する人工衛星DSCOVRから地球の手前を通り過ぎる月の姿が撮影された> 月は常に同じ面を地球に向けており、その裏側を地球から見ることはできない。これは主星である地球からの潮汐力の影響で自転周期と公転周期が等しくなる「潮汐固定」によるものだ。 太陽風の観測を主なミッションとして地球から100万マイル(約160万キロ)の軌道を周回するアメリカ海洋大気庁(NOAA)の人工衛星「DSCOVR」(ディスカバー:深淵宇宙気候観測衛星)には、アメリカ航空宇宙局(NASA)の地球多色撮像カメラ(EPIC)が搭載されている。この400万画素のCCDカメラと望遠鏡は常時、地球をとらえ、毎日13~22枚の画像を撮影している。 これまでにEPICは、その裏側を見せながら地球の手前を通り過ぎる月の姿も撮影した。NASAでは、2015年7月16日15時50分から2
2017年、国際宇宙ステーションに届けられたフランス産マカロンで遊ぶ欧州宇宙機関のトマ・ペスケ宇宙飛行士。 ESA/NASA トマ・ペスケ宇宙飛行士は、アメリカ航空宇宙局(NASA)の「スペースX Crew-2」ミッションの一員として、国際宇宙ステーション(ISS)での半年間の滞在を終えたばかりだ。 ペスケは地球を周回しながら、オーロラ、色とりどりの農地、赤い塩湖、でこぼこの雲など、目を見張るような写真を撮影した。 また、荒れ狂うハリケーン、山火事の煙、氷河が融けて川に流れ込む様子など、気候変動を示す状況も撮影した。 欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士、トマ・ペスケは、ISSでの半年間の活動を終えて地球に戻ってきたばかりだ
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