「改憲勢力が3分の2を上回るかが焦点」ー参院選でメディアがまた横並びで、こんな決まり文句を唱えている。 たとえば、毎日新聞は7月6日付朝刊1面トップで、参院選終盤情勢として「改憲勢力2/3の勢い」と題した記事を掲載。記事の冒頭には「安倍晋三首相が目指す憲法改正に賛同する自民、公明両党、おおさか維新の会などの改憲勢力は・・・」と書かれていた(毎日新聞ニュースサイト)。 一体いつから、どんなファクトに基づいて、公明党が「安倍晋三首相が目指す憲法改正に賛同」したと報じているのだろうか。自民党とおおさか維新の改正草案を読み比べたことがあるのだろうか。 記事を書いている記者たちも、4党を「改憲勢力」と書くときの枕言葉に一瞬窮しているはずだ。でも、みんな同じ橋を渡っているのだから、他紙の表現も参考に…という感覚かもしれない(例外的に、読売新聞は「3分の2」という切り口での報道に慎重であることは特記して
「原子力的な日光の中でひなたぼっこをしていましたよ」 終戦からまだ間もない1946年にGHQのホイットニー准将が口にした言葉だと伝えられている。 今回の参院選では「改憲」の是非が問われているといわれる。憲法をどのように改正するか、すべきでないかついては、もちろん様々な論点がありえるが、ここに引いたホイットニーのセリフは日本国憲法が誕生する最初期に述べられ、その性格づけに強く影響したと考えられるものだ。改憲について考える際に今なお最も基本的な参照点とすべきだろう。 総司令官は諸君の憲法草案を全く容認できない 1946年2月、幣原内閣に憲法改正担当の国務大臣として入閣していた法学者・松本烝治や外相だった吉田茂らが集まっている会議室に、ホイットニーは突然現れたという。そして「総司令官は諸君によって準備された草案を研究された結果、全然容認できないと言われる。私はここに総司令官の承認を得た文書を携え
クリントンの娘さんは18歳から政治活動を始めた 今回の第24回参議院議員通常選挙には、与野党が掲げる各種の争点がある。が、そうした枠組みから少し離れると、もう1つ重大な話題がある。「18歳選挙権」の実現である。都民については都知事選でも同じだ。これから日本で始まる「18歳選挙権」について、現在18歳と19歳の人たち、また、すでに20歳以上の成人はどのように考えたらよいだろうか。 そう問いかけられると、ありきたりの答えがすぐに頭に浮かんでしまう。 ①正しい政治意識を持て ②せめて棄権はするな など。しかし、ブロガーとしては、少し違った話をしてみたい。 切り出しは、チェルシーさんだ。これから初の女性米国大統領になる(はずの)ヒラリー・ローダム・クリントンの一人娘である。1980年生まれ、現在36歳。結婚したのは30歳。お相手のメツビンスキー君(ユダヤ人)は2歳年上。二人とも晩婚とも言えないがそ
2016年7月2日(日本時間)にバングラデシュのダッカでレストランが襲撃され、イタリア人9名、日本人7名を含む20名以上が殺害された。事件については「イスラーム国 バングラデシュ」名義で犯行声明が出回った。イスラーム過激派が引き起こしたとされる事件で日本人が犠牲となる例は、2013年のアルジェリア、2015年1月のシリア、同年2月のチュニジアに次ぐものであり、その点から見ても日本人や日本権益の安全確保は、日ごろの情報収集・分析・警戒情報の発信から、現場での個々人の振る舞いにいたるまで直ちに対策を講じるべき問題となっている。また、この種の事件への反応のありかたとして、一人一人に考えてほしい点もたくさんある。 誰がなぜ攻撃されるのか???その一方で、このような事件が発生し犠牲者が出るたびに繰り返される「日本人が狙われたのは何故か?」、「日本人が攻撃対象となった」という問いや議論についても一考の
They said that it might have been an excessive use of force and that it set a precedent, adding that they were concerned that other departments across the country could begin using the same tactic. “The further we remove the officer from the use of force and the consequences that come with it, the easier it becomes to use that tactic,” said Rick Nelson, a fellow at the Center for Strategic and Int
イラクの首都バグダッドで報道陣にロボット「Andros(アンドロス)」を公開する米軍兵士ら。このロボットには画像センサーや化学物質・放射線センサーが搭載されている(2003年4月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/SABAH ARAR 【7月9日 AFP】米テキサス(Texas)州ダラス(Dallas)で起きた警官の暴力に対する抗議デモ中に発生し警官5人が死亡、警官と民間人合わせて9人が負傷した銃撃事件の容疑者が「爆弾ロボット」で爆殺された。米警察が自動装置を使って人間を殺害した初めての例である可能性があり、警察における科学技術の役割拡大を示している。 ダラス市警察のデービッド・ブラウン(David Brown)署長は8日、警官5人が殺害された後、それ以上の危険を冒すことなく狙撃犯に対処するには「爆弾ロボットを使用する以外の選択肢はなかった」と報道陣に語った。 米シンクタンク「ニュー・ア
【7月7日 AFP】私はソマリアの首都モガディシオ(Mogadishu)で起きる爆撃や襲撃を長年取材してきた。だが今回の攻撃は全く違っていた。人の死や破壊行為を何年も撮り続けていると、攻撃を見ても何も感じなくなるのではないかと思う人もいるだろう。でもそれは違う。現場に着いた時、私は目を疑った。 自動車爆弾が爆発したとき、私はサッカーをしていた。さほど離れていない場所だった。爆発音が聞こえ、煙が立ち上るのが見えた。だから私はいつもと同じ行動を執った。カメラを取りに走った。普段は持ち歩いているのだが、サッカーをするときは1ブロック離れた家に置いておく。そうしておかなければ盗まれかねない。私はほんの1ブロック、2分ほどの距離を走ってカメラをつかみ、また現場へと走った。 到着した時、わが目が信じられなかった。現場はアンバサダーホテル(Ambassador Hotel)前。モガディシオの中でも、私が
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