検察調書、閲覧可能に 新事実続々 東京電力福島第一原発の事故に関して、東電社員や原子力安全・保安院の職員らが検察に供述した内容をまとめた調書が、東電株主代表訴訟で3月28日に証拠として採用された[1]。そのおかげで、これまで非公開だった調書が、東京地裁で閲覧できるようになった。この中には、政府や国会の事故調報告書や、刑事裁判の公判では明らかにされていなかった情報も多く含まれている。東電や国が事故を引き起こした過程を詳しく調べるための重要な手がかりとなりそうだ。 数多い新事実の中で、この記事では以下の項目について取り上げた。 ・保安院室長が「政府事故調に嘘ついた」と告白 ・東電、東北電力の津波報告書を書き換えさせる ・東電、日本原電の津波報告書にも圧力 ・保安院も東電の「貞観隠し」に加担 ・バックチェックの短縮、保安院首脳が指示 ・溢水勉強会の詳細判明 小林勝氏(撮影・木野龍逸) 「政府事故
「トランプ王国」熱狂のあと 3年後のラストベルト:1 今晩は、どのバーに入ろうか。 午後も3時を回ると、そんなことばかり考えながらハンドルを握る。私はニューヨーク・マンハッタンをレンタカーで出発し、アパラチア山地を西に進んでいた。見知らぬ街を旅する中で、もっとも地元民に近づけそうな場所。外国人記者の私にとって、それがバーだ。 時速40~50マイルで車を走らせながら、過ぎ去る飲食店の看板や雰囲気に目をこらす。街の観察の一環だ。 最初に立ち寄った街は、ペンシルベニア州北東部のルザーン郡。2012年の大統領選で民主党オバマが勝ったのに、その4年後に共和党トランプが勝ったことで米国ではちょっとした話題になった地域だ。私は今回が初めての訪問だ。 トランプがひっくり返した郡は、地図に赤色で示されている。全米では下のように広がっている。トランプの勝利はこれらの積み重ねの結果でもある。 こうして全米規模で
新元号「令和」の裏にある本当の意味をガチ解説した東大教授の文章がすごい平成に続く日本の新元号は「令和」(れいわ)になりました。この新元号「令和」の本当の意味は安倍政権への強烈な皮肉で、原典である万葉集の解釈を踏まえると、「令和」には「権力者の横暴を許せないし、忘れることもできない」という意味になると東京大学教授の品田悦一氏が解説しているのです。 2019年4月6日 2020年2月16日 世の中 2019年4月1日に、平成に続く日本の新元号は「令和」(れいわ)に決まりました。 この令和という元号は、大伴旅人が詠んだ万葉集の一節「初春令月、気淑風和」を典拠としており、これまでの元号が中国の漢籍から採用していた慣例をあえて逸脱したことも話題となりました。 結論から言うと、この新元号「令和」の本当の意味は安倍政権への強烈な皮肉であり、原典である万葉集の解釈を踏まえると、「令和」には「権力者の横暴を
2019 Primetime Emmy Award Winner Chernobyl 1 Season | 5 Episodes | TV-MA On April 26, 1986, the Chernobyl Nuclear Power Plant in the Soviet Union suffered a massive explosion. This gripping five-part miniseries tells the powerful and visceral story of the worst man-made accident in history, following the tragedy from the moment of the early-morning explosion through the chaos and loss of life in t
金正恩政権は、密かに流入する韓国のドラマや映画の視聴や流通を厳格に取り締まっているが、昨年韓国で大ヒットした映画を密かに見ていた若者が摘発され、公安当局を慌てさせている。 【関連写真を見る】 韓国映画拡散で大捜査が始まった茂山郡の様子(7枚) 事件は北部咸鏡北道(ハムギョンプクド)の茂山(ムサン)郡で3月初旬に発生した。茂山郡に住む取材協力者は、まず次のように伝えてきた。 「高等中学校(日本の高校に該当)を卒業したばかりの17歳の青年が、韓国映画の映像データを友人に貸したことがばれて検挙された。しかし、他の韓国映画やドラマの視聴事件と違って当局の捜査がすごく大がかりで、映画の入手経路、映画を見た人間の摘発が続いている」 いったい、どんな映画だったのだろうか? この協力者は、質問に次のように答えた。 「『タクシー運転手』という映画だ。私は見ていないんだが、1月頃から大変面白い映画だという評
東京大学入学式での上野千鶴子名誉教授の祝辞が話題を呼んでいる。コミュニケーションストラテジストの岡本純子氏は「上野氏は『自分が勝ち抜くことだけを目指すな』と訴えた。多くのデータは、日本が敗者や弱者を排除する『世界一冷たい国』であることを示している。上野氏のメッセージはその危機感の表れだろう」と指摘する――。 上野千鶴子氏のメッセージに耳を貸さない冷酷日本 4月12日に行われた東京大学の入学式での上野千鶴子名誉教授の祝辞が「刺激的」「奥深い」と話題になっている。 祝辞の全文を読み、筆者もかつて「ワセジョ」(早稲田大学の女子学生)時代、女子大との合同サークルの活動中に他大の女子ばかりをチヤホヤするワセダの男子たちに腹を立てていたことを思い出した。 女性差別についての論考については、受け取り方はさまざまあるだろうなと感じつつも、筆者の心に最もガツンときたのは、以下の部分だ。 《世の中には、がんば
日本銀行の黒田東彦総裁は16日の衆院財務金融委員会で、異次元緩和の一環として実施している指数連動型上場投資信託(ETF)の購入について、「株価安定のために実施している」と言い間違え、直ちに「物価目標の実現のため」として訂正する一幕があった。株価には影響はなかった。 日銀のETF購入が及ぼす副作用を追及した共産党の宮本徹氏に対し、黒田総裁は「日銀は物価の安定という使命を果たすため、その時々の経済、物価情勢などに応じて必要な施策を実施している。その際にはあらかじめ特定の手段を排除することなく、ベネフィットとコストを比較考慮した上で最適な手段を選択してきている」と答弁した。 その上で、「株式に限らず、中央銀行の資産買い入れについては、資産価格に影響を及ぼし得ることについてさまざまな意見があることは承知している。ETF買い入れは株価安定の目標を実現するために必要な措置の一つとして自らの判断で実施し
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