遺伝性不整脈(ブルガダ症候群、QT延長症候群、突然死症候群など) 遺伝性不整脈は、文字通り遺伝的素因により、両親のいずれかより受け継がれて発症する可能性のある不整脈です。両親のいずれもその素因を持たずに、新たな変異として発症することがあります。この不整脈にはブルガダ症候群、QT延長症候群、QT短縮症候群、J波(早期再分極)症候群、カテコラミン誘発性多形性心室頻拍、進行性心臓伝導障害などが含まれますが、それぞれ発症する年齢や症状は異なります。当科では20年以上にわたり遺伝性不整脈の診療・研究を行っており、日本の治療指針のガイドラインや国際的な専門家会議にも参加しています。聞き慣れない病名で不安に思うこともあるとは思いますが、各患者様に適切に対処するように診療を心掛けています。不整脈の専門外来は水曜日(西井、森田)、木曜日(森田)、金曜日(中川、宮本)が行っています。 Brugada(ブルガダ