7月8日、ロシア軍によるウクライナ各地への攻撃が発生した。死者は46人、負傷者は190人以上に上った。報道によれば、その内訳として、キーウで32人の死者が出たことが目立つ。中でもキーウ小児病院がミサイル攻撃を受け、多数の死傷者が出る凄惨な状況となった。 小児病院への攻撃については、ロシア政府報道官は、ウクライナの防空システムのミサイルの落下によるものだと説明した。解析対象となる情報が限られている中で、SNS上では様々な見解が見られるが、今のところロシア軍の攻撃によるものだという見解のほうが、信憑性が高いようである。 仮にロシアの攻撃だったとして、まだ理論上は、誤射の可能性はある。ただしあまり確率は高くないと思われる。8日に、オフマディト小児科病院とあわせて、アドニス総合病院などの施設も攻撃されている。誤射が続いたとは考えにくい。 そうだとすると、ロシアの意図は何か。 パレスチナのガザでは、
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