ロシアがウクライナに侵攻して2週間が経過した。戦闘は続き、泥沼化の様相を見せている。短期決戦を期していたはずのプーチン露大統領は、どこでつまずいたのか。【杉尾直哉、ワシントン鈴木一生】 「士気や戦闘能力が低い」部隊も 「我が軍は全ての任務をこなす。それを疑ったことは一秒たりともない」 露大統領府によると、プーチン大統領は5日、航空各社の女性搭乗員を集めた会議に出席し、そう断言した。参加者からウクライナで展開する「特別軍事作戦」を尋ねられ、「全て予定通り、参謀本部の計画通り」と答えた。 確かに侵攻開始前は、戦力で勝るロシア軍がウクライナ軍を短期間で圧倒するという見方が強かった。だが、米中央情報局(CIA)トップのバーンズ長官は「大部分の作戦は効果的でなかった」とみる。8日、米下院の公聴会で証言し、「(首都)キエフを2日以内に制圧する想定だったが、2週間たっても包囲できていない。今、プーチン氏
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