<参院選が始まった。当初は「ほぼ無風」と見られたが、インフレと円安で微妙に与党・岸田政権への風向きが変わりつつある。しかし今回の選挙で有権者の審判を受けるのはむしろ野党だ> 参議院選挙が22日に公示され、7月10日の投開票日まで18日間の選挙戦が始まった。岸田首相は勝敗ラインを「非改選を含めて与党で過半数」としているが、自民党優位が伝えられている現状からすればかなり低いハードルだ。むしろ「比例区で最多得票を得る野党は立憲民主党か日本維新の会か」、「立憲民主党の泉健太代表は選挙後に交代に追い込まれるのか」といったような野党側の事情に関心が集まっているが、それは今回の選挙の本質を示しているとも言える。 参議院選挙は、首相指名で優越する衆議院の総選挙と異なり、政権「選択」選挙ではない。しかし今回の参議院選挙は、2021年10月の発足直後に解散総選挙に踏み切り勝利を収めた岸田政権にとって、通常国会
国際エネルギー機関(IEA)は22日、ロシアが今冬にも欧州へのガス供給を停止する可能性があると警告した。
国民生活を揺さぶる物価高が参院選で論戦の争点になっている。4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.5%上がり、消費増税の影響があった時期を除くと1991年12月以来30年ぶりの伸びになった。インフレへの警戒感は高齢層で際立ち、参院選では各党が対策を競う。CPIは変動の大きい生鮮食品を除く総合指数でも前年同月比2.1%上昇し、消費増税の影響があった2015年3月(2.2%)以来、7年1カ月
――たしかに葉脈を見ると「動いているな、生きているな」と感じるかもしれません。 石山 植物に這う葉脈の線をものすごく近くで見ながら、「ああ、この葉っぱも生きているんだな」と不思議な気持ちになるんです。 そしてこれは、電線にもつながる部分だなと思っていて。電線も街を動かすために重要な存在なので、街中で電線を見上げて「都市の血管なんだな」と尊く感じています。 うねっとした電線を「都市の血管」と表現する(石山蓮華さん提供) 11年撮りためた電線写真は約1万5000枚 ――小学3年生で電線に魅了されてから、どのように“電線愛”を深めていったのでしょう。 石山 高校生になって写真部に入り、そこからは街中の電線写真を撮るようになりました。大学生になってからはパソコンの外部ハードディスクに「電線フォルダ」を作って、そこに写真を入れています。もう11年くらい撮りためていて、今は1万5000枚くらいあります
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く