アメリカは4日、ロシアが全面侵攻を続けるウクライナに対し、北朝鮮から供与された弾道ミサイルと発射装置を使用しているとの見方を示した。 米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は、こうした武器供与について、北朝鮮政府によるロシア支援をめぐる「重大かつ懸念すべきエスカレーション」だと述べた。
ウクライナ当局が北朝鮮製とみる、ロシアが使用したミサイルの一部=ウクライナ東部ハリコフで2024年1月6日、ロイター 英国の民間研究機関「紛争兵器研究所」は20日、ロシア軍が1月にウクライナで使用した北朝鮮製の弾道ミサイルの残骸を分析した結果、部品の75・5%は米国企業の関連製品だと判明したと明らかにした。ドイツ(11・9%)、シンガポール(3・4%)に次いで、日本企業の関連製品も3・1%含まれており、経済制裁の抜け穴の存在が改めて浮き彫りになった。 同研究所の調査員は、1月2日にウクライナ東部ハリコフで使用されたミサイルの部品計290点を検証した。部品に記されたロゴマークや製品番号から、日米独とシンガポール、スイス、中国、オランダ、台湾の計8カ国・地域の26社を関連企業として特定。75%以上は2021~23年に製造された可能性が高いことが判明した。
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【2月16日 AFP】ロシアによる侵攻開始後、直ちに軍に志願したウクライナ人のイワン・ザドンツェウさん(27)は、紛争が3年目に突入しようとする今、疲弊しきっていた。 「ただ怒りしか感じない。いつまで続くのか」。ザドンツェウさんは第24独立突撃大隊の報道将校としてAFPの取材に応じた。「われわれは全員、疲れ果てている。皆、休息を望んでいる。とにかく交替させてほしい!」 兵士の疲労と休息の必要性を訴える声は、さらなる兵員補充を求めるウクライナ軍上層部にジレンマをもたらしている。志願兵数が伸び悩む一方で、追加動員法案は政治的窮地にあり、政府にも身動きする余地がない。 空挺攻撃部隊の中隊を率いるセルヒー・オゴロドニクさん(39)は「兵士たちには休みが必要
最新の世論調査によると、2024年2月の時点で、ウクライナがロシアとの戦争に勝利すると考えている人の割合は89%であり、同時に、その内「絶対にウクライナが勝利する」と考えている人の割合は60%とこれまでの調査から若干減少していることがわかった。 キーウ国際社会学研究所が2月5〜10日に実施した世論調査の結果を発表した。 発表には、「全面侵攻から約2年が経過した中で、私たちはウクライナの勝利への信念が一定程度低減したが、それでも圧倒的多数のウクライナ人が楽観主義を維持し続けていることを観察している。2024年2月初めの段階で、89%のウクライナ人が総じてウクライナの勝利を信じており、その内60%が絶対に勝利すると確信している。なお、2022年5月には、95%が勝利を確信しており、その内の80%が絶対に勝利すると確信していた」と指摘した。 結果によれば、今回ロシアが勝利すると回答したのは4%(
ウクライナとガザの戦争が続いている。ロシアの侵攻に対するウクライナの反転攻勢は失敗に終わり、ウクライナ軍は激戦地アウジーイウカから撤退した。イスラエルのガザ攻撃ではパレスチナの犠牲者が2万9千人を超えたと発表され、エジプト国境のラファ攻撃が目前に迫っている。 周辺国は戦火の拡大を憂慮したが、戦闘地域はまだ広がっていない。ロシアとの戦争を恐れたのか、NATO(北大西洋条約機構)諸国によるウクライナへの武器支援は立ち遅れ、ロシア軍による空爆拡大を許した。ガザに加えてレバノン南部でも戦闘が伝えられているが、イランもイスラエルとの戦争につながる攻撃は自制している。 戦闘地域は拡大しなくても、大量破壊と殺傷は続いている。対空兵器と砲弾の不足するウクライナ軍はロシア軍の進撃を阻止できなかった。ガザでは、イスラエルの攻撃を前に行き場を失ったパレスチナの人々が水も食糧も医療も手に入らない状況に置かれている
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