全日本空輸(ANA)は、自社構築による既存のメールシステムをクラウド型サービスへ刷新。来月からグループ40社の全社員3万3000人が企業向けアプリケーションパッケージ「Google Apps for Business」を利用する。サービスを提供したグーグルが3月6日に発表した。 「ワークスタイルイノベーション」をテーマに掲げて業務改革に取り組むANAでは、その一環として2011年からメールシステムの更新を検討。Google Appsが持つ大容量のメールシステム、リアルタイムでの文書共有および編集作業、多様なコミュニケーションツールなどの機能を評価し、2013年1月に導入を決定した。 導入ID数は4万9000に上り、法人では日本で最大規模となる。