タグ

ブックマーク / mainichi.jp (1,911)

  • 息子のカメラ、復元された知床 父が決めた別れの形 観光船事故 | 毎日新聞

    北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故は23日、発生から1年。乗員乗客26人のうち20人の死亡が確認されたが、残る乗客6人は行方不明のままだ。福岡県久留米市の小柳宝大(みちお)さん(行方不明時34歳)もその一人。「早く帰って来てほしい。けれど(仮に遺体で)帰って来たら家族が余計に悲しむと思い、息子は帰って来ないのだろうか」。父親(64)は複雑な思いを抱えながら、息子の帰りを待ち続けてきた。 天から授かった「大」きな「宝」物――。そんな意味を込めて名付けた両親の愛情に応えるように、宝大さんは「家族思いで優しい長男」だった。

    息子のカメラ、復元された知床 父が決めた別れの形 観光船事故 | 毎日新聞
  • 「夢はパティシエ」容疑者、中学で人付き合い減り 爆発事件 | 毎日新聞

    15日午前11時25分ごろ、和歌山市の雑賀崎(さいかざき)漁港で、衆院補選の応援演説に訪れていた岸田文雄首相が、銀色の鉄パイプのようなものを投げつけられた。直後に爆発音とともに白煙が上がった。首相や聴衆は避難して無事だったが、30代の男性警察官が軽傷を負った。和歌山県警は現場で不審な男性を取り押さえ、演説を中止させたとする威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕した。 現場で身柄を確保された木村隆二容疑者は、和歌山県警によると、取り調べに「弁護士が来てからお話しします」と話し、自身の名前も明かさないという。近所の住民らは最近の木村容疑者について「物静かでおとなしかった」と語る。

    「夢はパティシエ」容疑者、中学で人付き合い減り 爆発事件 | 毎日新聞
  • MBS記者、取材文書を大阪市に提供 IR賃料巡り市職員が依頼 | 毎日新聞

    カジノを含む統合型リゾート(IR)の大阪府・市による誘致を巡り、毎日放送(MBS)の記者が、不動産鑑定業者に取材して得た回答文書を市職員に提供していたことが明らかになった。MBS広報部は事実関係を認め、「取材で入手したものを放送目的以外で提供したことは遺憾だ」とコメントした。 MBSは1月30日、IR建設予定地を市が運営事業者に貸し出す際の賃料について、鑑定業者4社のうち3社の鑑定価格が1平方メ…

    MBS記者、取材文書を大阪市に提供 IR賃料巡り市職員が依頼 | 毎日新聞
  • 「34年札幌五輪招致」検討案浮上 市長選結果受け、方針転換か | 毎日新聞

    9日の札幌市長選の結果を受け、市が招致を目指している2030年冬季オリンピック・パラリンピックを「34年」に目標変更する可能性がにわかに浮上している。国際オリンピック委員会(IOC)が早くから運営能力に太鼓判を押し、「相思相愛」とも呼ばれた招致活動に一体何が起きたのか。 「批判的な票が相手に流れた」 「当選したことで招致に賛同を得られたわけではない」。9日に3選を果たした秋元克広市長は、市長選から一夜明けた10日、報道陣にそう答え、丁寧な議論を継続していく考えを改めて強調した。また、招致を目指す大会の時期について言及し「見極めが必要。今の状況では拙速に進めていくことはできない」と述べた。 市長選は、招致活動を推進してきた秋元氏と、招致に反対する2候補で争われた。結果は、秋元氏が約46万票だったが、2候補の票数を合計すると約36万票に達した。秋元氏は「(五輪招致などに)批判的な票が相手候補に

    「34年札幌五輪招致」検討案浮上 市長選結果受け、方針転換か | 毎日新聞
  • 日本アムウェイ 14日から勧誘可能に 違法行為を警戒する声も | 毎日新聞

    家庭用日用品などの連鎖販売取引(マルチ商法)を展開する「日アムウェイ合同会社」(社・東京都)は13日、違法な勧誘行為をしたとして消費者庁から命じられた6カ月の取引停止期間が終了する。 停止中は会員間のみで取引が可能だったが、14日以降は会員以外への勧誘が再開できる。新年度が開始したばかりの時期と重なり、専門家や消費者庁はイベント開催などにつけ込んだ違法な勧誘行為が活発化しないか警戒している。 消費者庁は昨年10月、社名や目的を言わずに勧誘した▽目的を告げずに誘った相手を密室に連れ込んで勧誘した▽相手の意向を無視して一方的に勧誘した▽契約締結前に書面を交付しなかった――という4種類の違反を確認したとして、同社に6カ月の取引停止命令を出した。

    日本アムウェイ 14日から勧誘可能に 違法行為を警戒する声も | 毎日新聞
  • 「技能実習廃止し新制度創設」 政府有識者会議たたき台 | 毎日新聞

    技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議(第5回)の冒頭、あいさつする田中明彦座長(左奥から3人目)=東京・霞が関で2023年4月10日午前10時2分、小出洋平撮影 国際貢献を目的に外国人の技能を育成する「技能実習」と国内の人手不足を補うために外国人労働者を受け入れる「特定技能」の両制度について見直しを検討している政府の有識者会議が10日開かれ、技能実習を廃止し、外国人労働者の確保・育成を目的とする新制度を創設するとした中間報告書のたたき台が示された。 有識者会議は月内に中間報告書を取りまとめ、今秋の最終報告を目指す。早ければ来年の通常国会に関連法案が提出される可能性がある。 技能実習は人材育成を通じた国際貢献を目的に掲げるものの、実態は外国人労働者の受け入れ手段となっており、実習生が過酷な労働を強いられたり失踪したりする事例が問題視されてきた。

    「技能実習廃止し新制度創設」 政府有識者会議たたき台 | 毎日新聞
  • 目的は女性接待付き旅行? 消防団員の報酬、団が勝手に引き出し | 毎日新聞

    「自分に振り込まれている報酬なのに、自分で引き出すことができない」。ある消防団員の男性から、こんな訴えが情報提供窓口「つながる毎日新聞」に寄せられた。取材を進めると、団員手当として自治体から支払われる報酬が事実上、消防団に没収され、女性コンパニオンの接待付きの「研修旅行」などに使われていた。【金森崇之】 勝手に引き出される「給料」 「これを見てください」。東京都東久留米市内の消防団に所属する男性が、自分の預金口座残高を確認できるスマートフォンのアプリを見せてくれた。 2~3カ月ごとに東久留米市から数万円の入金があった記録がある。消防団の活動報酬だ。入金からしばらくすると、その全額がいつも同じ宛先に送金され、残高がほぼゼロに戻っていた。送金先は、男性が所属する消防団の口座だ。 通帳も印鑑も消防団が管理している。男性は預金を引き出せず、送金もできない。「アプリだけは確認できるので、『ああ、また

    目的は女性接待付き旅行? 消防団員の報酬、団が勝手に引き出し | 毎日新聞
  • 理不尽なら断っていい 「PTA不要論」著者からの助言 | 毎日新聞

    子どもを人質に取られているかのよう――。新年度がスタートし、親であれば気がかりなのは、PTAではないだろうか。役員をやるか、やらないかで頭を悩ませる最初の保護者会がやってくるからだ。「PTA不要論」(新潮社)著者で、ノンフィクション作家の黒川祥子さん(63)は、「理不尽な決め方なら断っていい」と言い切る。【大沢瑞季】 役員が決まるまで全員、帰れません <新年度、最初の保護者会は、恐怖だった。担任の教員が、小学校生活の注意点について話し終わるやいなや、教室に上級生のPTA役員が乗り込んできた。教室のドアを閉めきり、「これからPTAの役員決めをします。役員が決まるまで全員、帰れません」と宣言したのだ> 取材で、上記の話を聞いた黒川さんは、心底憤りを感じた。「そもそもPTAは、任意加入の団体で、入会は強制ではないはずです。それなのに、その説明は一切ない。ほとんどの親は、子どもが不利益を受けたくな

    理不尽なら断っていい 「PTA不要論」著者からの助言 | 毎日新聞
  • 政権批判すると「飛ばされる」 放送法解釈変更、TV局萎縮の実態 | 毎日新聞

    記者会見で消費増税の延期と衆院解散を表明する安倍晋三首相(当時)=首相官邸で2014年11月18日、小関勉撮影 放送法の「政治的公平」の解釈を巡り、第2次安倍政権内のやり取りを記した行政文書が公表され、1カ月がたつ。文書からは、安倍晋三首相(当時)の意を受け、首相官邸側が「けしからん番組は取り締まる」(当時の礒崎陽輔首相補佐官)方向で、放送法の事実上の解釈変更を総務省にさせた経緯が分かる。テレビ朝日に27年間在籍してニュース番組制作に携わり、その後に独立したプロデューサー・鎮目博道さん(53)に取材すると、「政権を批判したら飛ばされるのではないか」など、テレビ現場が安倍政権当時から萎縮していった様子を赤裸々に語った。【後藤豪】 「報ステ」のスタッフ 不自由な空気に 立憲民主党の参院議員が3月初めに公表し、総務省も同省の文書と認めて開示した、2014~15年の安倍政権内の文書。 鎮目さんは当

    政権批判すると「飛ばされる」 放送法解釈変更、TV局萎縮の実態 | 毎日新聞
  • 金丸信氏、旧統一教会創始者の日本入国に便宜 韓国外交文書 | 毎日新聞

    1992年3月に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の創設者、文鮮明(ムン・ソンミョン)氏(故人)が来日した際、米国で実刑判決を受けて来は日に入国できないのに、金丸信自民党副総裁(当時)が便宜を図り特別に許可されていた経緯が、韓国外務省が6日公開した外交文書で分かった。政界と教団との深い関係が30年前の外交記録からも浮かび上がった。

    金丸信氏、旧統一教会創始者の日本入国に便宜 韓国外交文書 | 毎日新聞
  • 異次元の10年:東京・晴海のタワマンが映す格差 アベノミクスの「不都合な真実」 | 毎日新聞

    歴代最長の10年にわたって日銀トップを務めてきた黒田東彦総裁が4月8日、任期満了に伴い退任する。「異次元」とも称された大規模な金融緩和、そしてそれを支えたアベノミクスは日経済にどのような影響を与えたのか。その功罪を検証するため、記者が現場に赴いた。そこから見えてきたものとは――。 シリーズ「検証・異次元の10年」は計5回です。 ラインアップは次の通りです。 第1回 資産バブル 第2回 増える非正規 第3回 失われた経験 第4回 「ゾンビ」のレッテル 第5回 地銀の悲鳴=7日午前7時公開予定 ウオーターフロントの光と影 2021年の東京オリンピック・パラリンピックで注目を浴びた東京・晴海。かつては交通の便が悪く、倉庫や空き地などが点在するだけの湾岸地帯だったが、今では選手村が置かれた高級マンション「晴海フラッグ」が建ち、タワーマンションが林立する人気住宅地へと姿を変えた。 東証プライム上場

    異次元の10年:東京・晴海のタワマンが映す格差 アベノミクスの「不都合な真実」 | 毎日新聞
  • 「家庭庁の名称変えて」子どもの貧困支援者が指摘する問題点 | 毎日新聞

    「こども家庭庁の名称を変えたい」。子どもの虐待や貧困などの支援に取り組む認定NPO法人「3keys(スリーキーズ)」代表理事の森山誉恵(たかえ)さんはこう訴えています。発足したばかりのこども家庭庁ですが、この名称では子どもの権利は守れないというのです。名称だけにとどまらず、現場で活動している森山さん独自の視点から現在の行政の問題点を語ってくれました。【藤沢美由紀】 このインタビューシリーズは全3回です ラインアップは次の通りです。 第1回 「うたのおにいさん」独自の子育て論 第2回  不登校経験した起業家の主張 第3回  「家庭庁」の名称、何が問題か もし私がこども家庭庁のトップだったら、まずは名称を「こども庁」に変えたい。そもそも構想段階でいったん「こども庁」となっていた名称が、子どもの育ちは家庭に基盤があるとして、「こども家庭庁」に変更されました。 虐待を受けて育った虐待サバイバーを中

    「家庭庁の名称変えて」子どもの貧困支援者が指摘する問題点 | 毎日新聞
    mmuuishikawa
    mmuuishikawa 2023/04/04
    家庭連合かー
  • ベビーカー蹴飛ばし「黙れ」 子どもを敵視する大人たち-実態は | 毎日新聞

    見ず知らずの他人に「邪魔だ」とベビーカーを蹴られ、つばを吐かれた――。毎日新聞が全国の子どもの保護者を対象にアンケートを実施したところ、回答者の6%が外出先で子どもに危害を加えられたり、加えられそうになったりした経験があると答えた。また、子どもの声が「うるさい」と言われたことがある人は2割に上った。大人が無邪気な子どもを「敵視」する背景に何があるのか。

    ベビーカー蹴飛ばし「黙れ」 子どもを敵視する大人たち-実態は | 毎日新聞
  • 黒人伝統の髪形は校則違反? 隔離された卒業生「返事もできず」 | 毎日新聞

    <右>卒業式に臨んだ際の髪形=保護者提供(※ピアスの穴を開けたのは卒業後)<左>編み込みをほどいた普段の髪形=兵庫県姫路市で2023年3月9日午後0時15分、幸長由子撮影 兵庫県姫路市の県立高校が2月に開いた卒業式で、3年の男子生徒(18)=当時=が髪形を理由に卒業生用の席に着席することを認められなかったことが判明した。 「友人との3年間を締めくくる思い出づくりができなかった」。黒人である父のルーツを踏まえた髪形だったが、学校側の答えは「校則違反」。多様な背景を持つ子どもが増える中、専門家は「子どもを抑え付けるのではなく人権尊重を」と呼び掛けている。 教師「校内から出てくれ」 生徒は卒業式を「特別な日」と考え、巻き毛である髪質でも整って見えるよう髪を編み込んだ。「コーンロー」と呼ばれ、アフリカにルーツを持つ黒人文化の伝統であることをインターネットで調べ、父親からも話を聞いていた。 父親によ

    黒人伝統の髪形は校則違反? 隔離された卒業生「返事もできず」 | 毎日新聞
  • 文書「捏造」発言、岸田首相「高市氏から丁寧に説明させたい」 | 毎日新聞

    参院予算委員会で立憲民主党の福山哲郎氏の質問に答える高市早苗経済安全保障担当相=国会内で2023年3月13日、竹内幹撮影 岸田文雄首相は23日の参院予算委員会で、放送法の「政治的公平」に関する総務省の行政文書を捏造(ねつぞう)とする高市早苗経済安全保障担当相の主張を巡り「捏造という言葉の使い方については、高市氏から丁寧に説明させたい」と述べた。放送法文書の正確性に関し、高市氏や総務省の問題と位置付け、深入りを避ける思惑があるとみられる。松野博一官房長官は、内閣広報室がテレビの報道番組の記録を作成していると明らかにした。 文書は、2014~15年に安倍政権下で放送法の事実上の解釈変更に至る経緯を記載。当時総務相だった高市氏に対し、15年2月に担当局長が解釈などを説明したと記している。総務省は22日に調査結果を発表し、捏造があったとは「考えていない」と表明。高市氏は「内容が不正確」と否定してお

    文書「捏造」発言、岸田首相「高市氏から丁寧に説明させたい」 | 毎日新聞
    mmuuishikawa
    mmuuishikawa 2023/03/24
    是非
  • 「私は産みたかった」遺棄罪に問われ 元実習生に妊娠許さぬ「圧力」 | 毎日新聞

    多額の借金や強制帰国への恐れなど、技能実習生たちが置かれた実情を訴える海北由希子さん=熊市中央区で2023年3月17日午後1時40分、栗栖由喜撮影 熊県芦北町で2020年11月、死産した双子の遺体を遺棄したとして死体遺棄罪に問われたベトナム人の元技能実習生、レー・ティ・トゥイ・リン被告(24)の上告審で、最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は24日、判決を言い渡す。懲役3月、執行猶予2年とした2審・福岡高裁判決が見直される可能性があり、支援者は期待を寄せる。一方、事件の背景には、実習生が置かれた厳しい現実が横たわる。 「私は産みたかったです」。22年4月、最高裁に上告趣意書を提出した日の記者会見でレー被告が力強く語った姿を、市民団体「コムスタカ―外国人と共に生きる会」(熊市)の海北(かいきた)由希子さん(54)は覚えている。事件後から交流を重ね、支援活動を続ける中、こう信じている。「そ

    「私は産みたかった」遺棄罪に問われ 元実習生に妊娠許さぬ「圧力」 | 毎日新聞
  • 短期間で結束 WBC頂点に駆け上がった侍ジャパン特有のある能力 | 毎日新聞

    野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」が3度目の優勝を果たした。日野球の「転換点になる」と強調してきた栗山英樹監督(61)の下に集結した史上最強の30人。侍ジャパンはどのように頂点へ駆け上がり、日球界の未来はどう変わっていくのか。 「若い投手がこれだけすごいメンバーに臆することなく一生懸命投げた。日の野球界にとって素晴らしい財産。それを見て『かっこいいな』『野球をやろう』と思ってくれた子供がいてくれれば、僕はすごくうれしい」。栗山監督は優勝後の記者会見で世界一を奪還した意義を語った。 注目されるには、強いチームであることに加えて、やはり何より勝つこと。5人の大リーガー(後に鈴木誠也選手=カブス=は故障で出場辞退)を含む「史上最強」の布陣を完成できたのは、自分の意見を一方的に伝えるのではなく、選手と「ともに歩む」指導スタイルを

    短期間で結束 WBC頂点に駆け上がった侍ジャパン特有のある能力 | 毎日新聞
    mmuuishikawa
    mmuuishikawa 2023/03/23
    栗山監督は新しい時代のリーダー像を示したと思う
  • 藤井聡太 勝利をつかみ、ウナギもつかむ 王将戦勝者の記念撮影 | 毎日新聞

    第73期ALSOK杯王将戦の特集ぺージです。藤井王将がタイトル戦20連覇を果たすか、菅井八段が叡王戦で敗れた屈辱を晴らすか。注目のシリーズです。

    藤井聡太 勝利をつかみ、ウナギもつかむ 王将戦勝者の記念撮影 | 毎日新聞
  • 作家・大江健三郎さん死去 88歳 ノーベル文学賞、護憲活動も | 毎日新聞

    現代人の苦悩と希望を描く小説でノーベル文学賞を受賞し、核兵器廃絶や反原発などの行動も続けた作家の大江健三郎(おおえ・けんざぶろう)さんが3日、老衰のため死去した。88歳。葬儀は近親者で営んだ。喪主はゆかりさん。 1935年、愛媛県生まれ。54年、東京大入学。仏文科に進み、サルトルに傾倒した。在学中に短編小説「奇妙な仕事」で文壇デビュー。57年「死者の奢(おご)り」を発表、58年に短編「飼育」で芥川賞を受賞した。いずれも敗戦後の占領下で日人が行き詰まって監禁状態にあるとの見方がモチーフとなっていた。 59年東京大卒。60年安保反対闘争にも参加した。61年に発表した「セヴンティーン」「政治少年死す」は実際の社会党委員長刺殺事件を連想させるとして物議を醸した。

    作家・大江健三郎さん死去 88歳 ノーベル文学賞、護憲活動も | 毎日新聞
  • チャンピオン藤井聡太、ベルト守り次に狙うは?王将戦勝者の記念撮影 | 毎日新聞

    第72期ALSOK杯王将戦七番勝負の第6局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、佐賀県上峰町、起立工商DMO共催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛)に勝ち、初防衛を果たした藤井聡太王将(20)は12日、上峰町の吉野ケ里温泉ホテルで、スポーツニッポン紙恒例の「勝者の記念撮影」に臨んだ。 将棋界初の永世7冠で、前人未到のタイトル100期を目指す「レジェンド」羽生善治九段(52)を挑戦者に迎えた今シリーズ。新旧王者による大注目のシリーズとなったが、藤井王将が4勝2敗で強敵を退けてタイトルを防衛し、5冠を堅持した。

    チャンピオン藤井聡太、ベルト守り次に狙うは?王将戦勝者の記念撮影 | 毎日新聞