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ブックマーク / science.srad.jp (6)

  • IT業界人はなぜインタビューでろくろを回すのか | スラド サイエンス

    IT業界人は何故インタビューでろくろを回すポーズをするのか。誰しもが考えたがどうでもいいので忘れ去られたのは数知れずであろう。大阪公立大学大学院現代システム科学研究科に所属する牧岡 省吾氏によるチームによると、手を拘束すると意味を処理する脳活動と言語化の速度が低下すると報告した(ナゾロジー)。 実験の参加者には、画面に表示された2つの単語が表す物の大きさを比べ、どちら大きいのか口頭で答えてもらう調査を行った。また「手を机の上に置いて拘束しない条件」と「透明アクリル板で手の動きを拘束する条件」での比較で手の動きが脳内の意味処理に影響するか調査した結果、手を拘束すると左脳の頭頂間溝と下頭頂小葉の活動が弱まり、言葉の意味処理が阻害されたと分かったという。研究の詳細は、2022年8月8日付の科学誌『Scientific Reports』に掲載された。 多分ろくろということに意味はなく、手を動かしな

  • 『NMRパイプテクター』を疑似科学と評価、明治大学科学コミュニケーション研究所 | スラド サイエンス

    疑似科学をテーマにした取り組みを行っている明治大学科学コミュニケーション研究所は15日、水道管の防錆装置とされる「NMRパイプテクター」についての研究結果について発表した。NMRパイプテクターは、特定の電磁波により、配管内に核磁気共鳴(NMR)を起こすことで、「赤錆を黒錆に変える」などの防錆効果に加え、金魚の成長促進、ご飯が美味しく炊ける、血圧の抑制効果などがうたわれているらしい(明治大学科学コミュニケーション研究所)。 同研究所の発表した理論の観点、実証データ、データと理論、社会的観点からなる評定早見表では評価はすべて「E」となっている。研究では熱力学の法則に反した主張である点やNMRパイプテクターの根幹である防錆効果については、データの再現性が低い、理論面で致命的な欠陥をいくつも抱えているなどの論評が並び、NMRパイプテクターは評定の10条件のすべてで問題があることから疑似科学であると

  • 日本における新型コロナ感染拡大、海外からの帰国者が大きな感染源であることが判明 | スラド サイエンス

    Anonymous Coward曰く、 日における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染は、多くの感染者を出した大型客船「ダイヤモンドプリンセス号」や中国からの訪日外国人ではなく、海外在留邦人や海外旅行者といった海外からの帰国者経由で広まったとの分析結果を国立感染症研究所病原体ゲノム解析研究センターが発表した(朝日新聞)。 SARS-CoV-2などのウイルスの遺伝子は感染の過程で変異を繰り返すことが知られているが、感染症研究所はこれを利用し、SARS-CoV-2感染者から採取したサンプルの全遺伝子(ゲノム)情報を分析して感染者のつながりを視覚化した。その結果、1月から増加していた中国やダイヤモンドプリンセス号由来の感染は2月中までに押さえ込むことに成功していたものの、その後ヨーロッパや北米からの帰国者からの感染拡大が急増したことが確認できたという。

  • 毒ヘビ「ヤマカガシ」の血清を開発した日本蛇族学術研究所の厳しい状況 | スラド サイエンス

    7月29日、兵庫県で小学5年生が「ヤマカガシ」と見られる毒ヘビに噛まれる事故が発生した(ハフィントンポスト)。男児は一時意識不明となったが、血清を打つといった治療が施され回復したという。この血清を開発したのは日蛇族学術研究所という一般財団法人であり、血清の研究は科研費で行われていたとのことなのだが、この研究所の経営はかなり厳しい状況で、また研究者も不足しているといった問題があるという(withnews)。 ヤマカガシの毒では、1984年に中学2年生が噛まれて死亡する事故が発生。当時は血清がなかったが、その後同研究所の研究に科研費が付き、血清の開発に至ったという。また、同研究所は血清作成に必要なマムシの毒の採取なども行っているそうだ。しかし、同研究所の運営は併設されているヘビ飼育展示施設「ジャパンスネークセンター」による収益に支えられており、経営や今後の人材育成などには大きな不安があるとい

    毒ヘビ「ヤマカガシ」の血清を開発した日本蛇族学術研究所の厳しい状況 | スラド サイエンス
  • サッカーやバスケでは強い選手を集めすぎると逆に成績が悪くなるという調査結果 | スラド サイエンス

    才能ある選手が多く所属すればするほどそのスポーツチームは強くなると思われるが、強い選手が多すぎて逆効果になることはないのだろうか。コロンビア大学と世界トップクラスのビジネススクールとして知られるINSEADの共同研究により、この疑問への答えが導き出されたとのこと(Huffington Post)。 研究ではまずバスケットボールを対象とし、2002年から2012年までの期間、すべてのNBAチームのレギュラーシーズンのデータをもとに、各選手が勝利にどれ程貢献できるかを導きだした。すると、才能ある強い選手が多ければ多いほどチームの成績が良くなるのだが、ある一定の人数を超えると成績が悪くなることが分かったとのこと。自分のエゴよりもチームを優先することで生まれるチームワークが損なわれてしまうからだという。これは、チームワークが重要とされるサッカーでも、FIFAのデータをもとに分析したところ、同じ結果

  • 北大の研究者らが「STAP-2」の同定に成功 | スラド サイエンス

    北大および理研、慶応大、阪大の研究者らが、アレルギー応答を調節するマスト細胞内タンパク「STAP-2」の同定に成功したと発表した(The Journal of Immunology掲載論文、マイナビニュース)。 STAP-2(Signal-Transducing Adaptor Protein-2)は、アレルギー反応を発生させる働きを担う細胞「マスト細胞」において、アレルギー応答を抑制する働きをするとされるタンパク質。今回の研究結果ではSTAP-2が実際にこの働きを行っていることが示されたという。また、STAP-2を欠損させたマウスでは野生のマウスと比べ、アレルゲンを投与した際の反応がより大きく見られたことも確認されたそうだ。 なお、このところ話題になっているSTAP細胞とこのSTAP-2は一切関係ない。

    mmuuishikawa
    mmuuishikawa 2014/03/14
    ああ…
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