グローバルダイニング、米国子会社が客同士のペッパーランチ事件みたいな揉め事のとばっちりで614億円訴訟
■アベノミクス相場の産物である「上場ゴール」の象徴、gumi(東1:3903)の主幹事証券である野村証券の担当者が、2016年3月の人事で事実上左遷されていることが分かった。gumi公開時、渋谷支店長であった福田和之は、公開後の15年3月に京都支店長に異動、ところが16年3月に本店お客様相談室長へと降格人事が行われた。 ■野村証券において、京都支店は「大店(おおみせ)」と呼ばれ、営業畑にとっては出世コースだ。現CEOの永井浩二も01年から03年まで支店長を務め、役員に昇格した。野村不動産HD社長の沓掛英二も京都支店長を経験している。 ■関係者によると、今回の人事はgumi公開が結果として「上場ゴール」として非難されるような事態となった事に加え、主幹事を大和証券から奪い取った際に、野村とgumiの間でバリュエーションを高めに見積もる“密約”を結んでいた、というコンプライアンス上の問題が明らか
日経平均、約束された「おはぎゃあ」と底割れの危機を日本屈指の天才曲がり屋がホワイトマンデーに一変させる
gumi<3903>は、この日(6月12日)、2015年4月期の連結決算を発表し、売上高275億3400万円(前の期比146.0%増)、営業利益4億1600万円(前の期1億0200万円の赤字)、経常利益2億3400万円(同1億6800万円の赤字)、最終利益1億9100万円(同1億8400万円の赤字)だった。 同社では、スマートフォン向けネイティブアプリ『ブレイブ フロンティア』の売り上げが寄与した。国内外の開発拠点での開発費やプラットフォーマーに支払う手数料、『ブレイブフロンティア』に係る広告費などの増加を吸収した。経常利益は営業利益に比べて減っているが、営業外費用として為替差損1億2200万円や、株式交付費5600万円などが計上されたことによる。 また早期退職関連費用1億0100万円が計上された一方、特別利益としてブラウザゲームの売却に伴う事業譲渡益1億2000万円などが計上されたという
明るい兆しを見せていたIPO(株式新規公開)市場の風向きが、ここに来て変わりつつある。「最悪ですよ、本当にありえない」――。こう憤るのは、ある大和証券の法人営業社員だ。 【グラフ】国内のIPO件数はどのように推移しているのか 怒りの矛先は、スマートフォンゲーム会社gumiをめぐって2014年初めに主幹事証券会社の座を大和から奪取した、野村証券に向けられている。主幹事は有価証券の募集・売り出しで中心的役割を果たし、それにより手数料を得ている。 ■ 取引所は審査の強化を要請 gumiは同年12月に東京証券取引所1部へ直接上場したが、わずか2カ月半で業績予想を黒字から赤字へ下方修正。投資家の失望を買い、株価は急落した。 その後も韓国子会社での横領発覚や希望退職者の募集など迷走が続く。これら一連の事態に対し、野村ホールディングスは「個別の案件についてはコメントを差し控える」と口をつぐむ。
株式会社日本取引所グループでは、最近の新規公開を巡る問題と対応について取りまとめましたので、お知らせいたします。
inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 いちベンチャー企業の下方修正にとどまらないgumiショック。主幹事が野村證券だったことも尾を引いている Photo by Takeshi Kojima 「最悪のIPO(新規株式公開)だ」──。2014年12月に東証1部に上場したばかりのスマートフォンゲーム大手gumiが、投資家から大ひんしゅくを買っている。 上場わずか2カ月半で業績予想を下方修正しただけでなく、15年4月期は黒字予想から4億円の営業赤字に転落することになったからだ。海外向けの主力ゲームが伸び悩んだためだという。 企業側の姿勢も酷評の的だ。もともと同社の國光宏尚社長といえば、ベンチャー業界では有名人。上場後のベンチャーの株価が公開価格を下回り続けている
ここの社長からして、かつて言っていたことと、今回やらかしたことが滅茶苦茶 2015年3月16日「上場ゴール」の最悪IPO “gumiショック”の波紋 [nicovideo.jp] >もともと同社の國光宏尚社長といえば、ベンチャー業界では有名人。 >上場後のベンチャーの株価が公開価格を下回り続けているにもかかわらず、 >株を売った創業者やベンチャーキャピタル(VC)だけがもうける「上場ゴール」と呼ばれる現状を問題視。 >「企業もVCも証券会社もIPOすることだけが目的になってしまっている」とIPOの在り方を批判してきた。 2015年3月6日 gumiの下方修正はスタートアップに何をもたらすのか [techcrunch.com] >上場前にTechCrunchで取材した際は「クソみたいに小さいIPOはすべきではない」と語っていた國光氏。 >ソーシャルメディアやオンライン掲示板には、「VCや役員
3月28日、上場後わずか2カ月半で業績予想を黒字から赤字に修正したゲーム会社gumiの混乱をきっかけに、新規株式公開(IPO)で投資バブルへの懸念が深まっている。昨年9月の東京ゲームショー(2015年 ロイター/Yuya Shino) [東京 28日 ロイター] - 上場後わずか2カ月半で業績予想を黒字から赤字に修正したゲーム会社gumi<3903.T>の混乱をきっかけに、新規株式公開(IPO)で投資バブルへの懸念が深まっている。同社は27日、希望退職や資産売却も発表、ベンチャー企業が実力以上に「厚化粧」されているという投資家の警戒心に油を注いだ。 アベノミクスによる緩和マネーの流入を当て込んだIPOラッシュの中で、市場のゆがみを指摘する声も広がっている。 <値決めの妥当性に疑問の声> gumiが収益拡大を掲げて東証一部に上場したのは昨年12月18日。3カ月も経たないうちに起きた業績予想の
ゲーム開発企業gumiに対する不信が、市場関係者の間で広まっている。 2014年12月18日に東証1部へ上場したgumiは、上場からわずか2カ月半後に15年4月期業績見通しの営業損益を13億円の黒字から4億円の赤字へ大幅に下方修正した。これを受け同社株式の売り注文が殺到し、3月6日、9日に2日連続してストップ安(500円安、2日で合計1000円安)となり、その後も株価は下落傾向となっている。 gumiは同期決算が上場初年度の決算になる。当初予想は連結売上高309億7200万円、経常利益12億7700万円だったが、それが今年3月5日になって突如、大幅下方修正し、売上高は265億円、経常損益は6億円の赤字(前期は1億6800万円の赤字)とした。 下方修正発表の翌日、gumiは1月30日に30億円を無担保で借り入れしていたことを公表した。運転資金に充当するためだったとしているが、借り入れから1カ
[東京 28日 ロイター] - 上場後わずか2カ月半で業績予想を黒字から赤字に修正したゲーム会社gumi<3903.T>の混乱をきっかけに、新規株式公開(IPO)で投資バブルへの懸念が深まっている。同社は27日、希望退職や資産売却も発表、ベンチャー企業が実力以上に「厚化粧」されているという投資家の警戒心に油を注いだ。 アベノミクスによる緩和マネーの流入を当て込んだIPOラッシュの中で、市場のゆがみを指摘する声も広がっている。 <値決めの妥当性に疑問の声> gumiが収益拡大を掲げて東証一部に上場したのは昨年12月18日。3カ月も経たないうちに起きた業績予想の赤字修正で、同社の株価は一時1282円まで下落した。現在も1600円近辺と、公募価格の半値近くの水準で推移。27日に打ち出した100人程度の希望退職者の募集と一部のブラウザー資産の売却により、同社の業績予想はさらに修正される可能性がある
gumi<3903>は、この日(3月27日)、gumiとgumi Westの全社員を対象に100名の希望退職者の募集を行うと発表した。募集期間は、3月30日~4月17日までで、退職日は4月30日。gumiの國光社長は、先に行われた決算説明会でも人員整理を行う可能性があることに言及していた。 同社では、2012年より、ブラウザゲームからネイティブアプリへと転換を図ってきたが、ネイティブアプリ開発が可能な人員を新たに雇用するとともに、ブラウザゲームのサービスに従事してきた人員はネイティブアプリ開発に対応できるようにするため、継続的な研修や積極的なネイティブアプリへのアサインとOJTを逐次行ってきたという。 この結果、収益面については、ネイティブアプリの売り上げが90%を超えるなどネイティブシフトがほぼ完了したものの、ブラウザゲームに従事する人員について、一部でスキルセットの転換や配置換えが遅れ
■クラウドワークス、赤字上場後の決算で前四半期割れを発表 2014年12月、注目業界のクラウドワークスが上場を果たした。同業界において日本ではランサーズが2008年から事業展開していたが、後発の先行IPOとなった。そして2月、最初の四半期決算(2014年10月~12月)が発表。前四半期ではダウンするものの、発表資料においては、前年同四半期比での発表となり、好印象に映る。そもそも赤字計画であることからも、業績においては大きな違和感はない。先日話題になったgumiとは違うところだ。 一方、明るい兆しも見えている。積極的な広告投入により、大幅に会員数を伸長。2015年1月は、月間新規登録数を3万人に伸ばし、累計30万に至ったようだ。10月~12月四半期の発表で、2015年1月の状況をサマリー(2ページ目)や、かつてないペースで成長と記載(8ページ目)しているところを見る限り、大きなアピールポイン
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