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ブックマーク / nowokay.hatenablog.com (17)

  • いまSICPを読むのは時間の無駄 - きしだのはてな

    SICPは、よい内容について書かれたであり、最良のだった時期もあった。 けれども、今となっては、理解が難しく内容の割には時間がかかる、時間の無駄ともいえるといってもいいかもしれない。 もちろん、Schemeの可能性、数値計算、プログラミング、コンピュータ教育歴史、そしてSICP自体のすべてに興味があれば、効率がいいかもしれない。 けれども、コンピュータ教育歴史、SICP自体に興味がないのなら、あまり効率のいいとはいえない。特に、Scheme、数値計算に当面の興味はなく、プログラミングについてだけを学びたいのであれば、時間の無駄でしかないと思えるし、今となっては足りない部分もある。 SICPの欠点として、まず、次の点が挙げられる。 日語がよみにくい サンプルに数学の知識が必要 プログラムがよみにくい 日語がよみにくいというのはよく指摘される。ただこれは翻訳だけが悪いのではな

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    mnru 2019/12/20
  • 作って理解するDIコンテナ - きしだのHatena

    DIコンテナ使ってるけど、アノテーションってなんなの!って聞かれて、作ってみたらわかるよと答えてみたので、自分でも作ってみました。 よくわかった。 「DIコンテナ使うと何がいいの?」ということも、作ってみるとわかります。あと「DIって何がいいの?」に関しては、「DIはちょっとコードを書くのが楽になるだけで、それだけあっても仕方ない、大事なのはコンテナ」と答えるようにしてますが、コード比率からもそれがよくわかります。 続編としてWebフレームワークも作っているので参考まで。 作って理解するWebフレームワーク - きしだのHatena まずはコンテナを作る とりあえず1ソースの状態で。 こんな感じで、管理する型を登録できるようにします。 static Map<String, Class> types = new HashMap<>(); static void register(String

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    mnru 2016/04/07
  • Java SE 8 lambdaで変わるプログラミングスタイル - きしだのHatena

    JavaOne2013報告会福岡第二段で話したlambdaの資料に加筆して公開しました。 lambdaの詳細な構文は適当に調べてもらうとして、lambdaでどのようにプログラミングスタイルが変わるかということに重点おきました。 追記「用意されたFuncationalInterface」のリンクはここです。 Java8 Lambdaの文法拡張まとめ - きしだのはてな

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    mnru 2014/02/03
  • JavaでIDEのアクセッサ生成よりlombokを使ったほうがいい理由 - きしだのHatena

    lombokは、JavaでのアクセッサやtoString、equalsなどボイラープレートなコードをコンパイル時に生成してくれるライブラリです。 ただ、こういったコードの生成は、IDEを使えば自動で行えるので、わざわざlombokを導入するまでもないと考えることもできますが、ぼくはlombokを導入するべきだと考えて、lombokを使うようにしました。 このとき「lombokを導入するべき」と考えた理由を書いておきます。 lombokとは lombokは冒頭でも書いたように、Javaのアクセッサなどを生成してくれるライブラリです。 Project Lombok import lombok.*; @Setter @Getter @AllArgsConstructor @NoArgsConstructor @ToString public class LombokSample { privat

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    mnru 2013/12/24
  • Java8 Streamではクイックソートが書けない - きしだのHatena

    タイトルは釣りです。 もちろん、汎用ライブラリなので、Streamを使ってクイックソートが書けないわけではありません。 ただ、Streamで完結したままではクイックソートは書けません。Listとの相互変換が必要です。 で、Streamで完結したままクイックソートが書けない直接的要因はいくつかあって、それを解消するユーティリティメソッドが用意されてれば、この件に関してはStreamで完結することもできるのですが、だからといってさまざま出てくる「xxxが書けない」を解決するためのユーティリティメソッドを追加しまくれば幸せになれるかというと、そうでもないわけです。 そもそも、なんでそんなユーティリティメソッドが必要になるのかというのが題。 結局のところListなどCollectionと、新たに追加されたStreamが別扱いになっているところに原因があって、CollectionとStreamの変

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    mnru 2013/11/22
  • Java8 Lambdaの文法拡張まとめ - きしだのHatena

    デフォルトメソッドは前に解説しました。 Java8で最もインパクトのある構文拡張、デフォルトメソッド ここでは、それ以外の構文拡張についてまとめておきます。 ラムダ式 実装すべきメソッドがひとつだけのインタフェースを関数型インタフェースといいます。 UnaryOperatorインタフェースは実装すべきメソッドがapplyメソッドひとつだけなので、関数型インタフェースになります。 たとえば、UnaryOperatorインタフェースを実装したクラスを定義すると次のようになります。 class MyOp implements UnaryOperator<String>{ @Override public String apply(String t) { return "** " + t + " **"; } } このUnaryOperatorインタフェースを使う、List#replaceAllを

    Java8 Lambdaの文法拡張まとめ - きしだのHatena
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    mnru 2013/08/28
  • Scalaでパーサーを作ってみる〜10:レキシカルスコープとクロージャ - きしだのHatena

    Scalaの勉強をはじめたので、とりあえず簡単なパーサーを作ってみてます。 http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20111109#1320815540 前回は関数が導入されて、とうとう汎用処理がかけるプログラム言語になりました。 http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20111114#1321244195 ここで前回の状態で次のようなコードを実行してみます。 val a = 3; def f(x) ={ a * x }; println(f(5)); def g() = { val a = 10; println(f(5)); }; g(); 関数fを5に適用という処理を、関数gの中と外で書いています。 この結果は次のようになります。 15 50 同じ引数での関数呼び出しが別の結果になっています。 関数fでは変数aという外部環境の変数を使ってい

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    mnru 2013/06/14
  • Java8のlambda構文がどのようにクロージャーではないか - きしだのHatena

    Java8にlambda構文が入りましたが、これはクロージャーではない、とされています。 では、どのように「クロージャーではない」のか、ちょっと見てみます。 まず、lambdaを返すメソッドを定義します。 public static Supplier<String> createMessenger(String name, String address){ return () -> { return String.format("私は%s、%sに住んでる", name, address); }; } 呼び出すと、こんな感じでSupplierを受け取ります。 Supplier<String> messenger = createMessenger("きしだ", "ふくおか"); このSupplierを実行すると、次のようになります。 System.out.println(messenger.

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    mnru 2013/06/05
  • おとうさん、ぼくにもYコンビネータがわかりましたよ! - 2009-04-09 - きしだのはてな

    やっと、Yコンビネータが何を意味するものなのか、どういう意義があるのかがわかりました。 名前を使わず再帰ができますよ!というだけのものじゃなかったのですね。 まずλありき 関数の話をしたいのです。 そのとき、いちいち hoge(x) = x * 2 としてhogeを・・・、とか名前をつけて話を進めるのがめんどうなので、関数を値としてあらわすと便利ということで、λという値を定義するのです。 そうすると、上のhoge関数なんかはλ(x)(x*2)などとあらわせますが、引数をあらわすのに()を使うといろいろまぎらわしいので、 λx.x*2 のように表記します。 というのがλ。 このとき、λになにかわたされたら、引数としてあらわされる部分を単純におきかえます。 (λx.x*2)y とあったら、xの部分をyでおきかえて (λx.x*2)y → y * 2 となります。λの引数部分を与えられた引数で置

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    mnru 2013/05/29
  • FPGAとArduinoとRasberryPIの違いと、FPGAを勉強する理由 - きしだのHatena

    はたから見てると、FPGAとArduinoとRasberry PIって、なんか小さくてデバイス挿して使ってて似たもののように見えるかもしれません。 そんな中、どこが違うの?って思ってる人もいるかと思ったので、それぞれの違いと、そしてそこから得られる技術者としての知識をまとめてみます。 まあ、得られる知識として「それぞれのデバイスの使い方と周辺環境」ってのはありますが、それは当然として。「それぞれのデバイスの使い方と周辺環境」を得るメリットがわかる比較としてまとめたいと思います。 根底は「なんで最近FPGAをやってるか」っていうことの説明なので、そういうバイアスがあると思ってください。 FPGAというのはチップの種類なので、実際にはDE0などのFPGA評価ボードとの比較ですが。中でもDE0-nanoは大きさや価格を考えると、豪華なArduinoくらいの位置づけとして出してきたようにも見えます

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    mnru 2013/02/19
  • Scalaでパーサーを作ってみる 〜目次〜 - きしだのHatena

    Scalaの勉強をはじめたので、とりあえず簡単なパーサーを作ってみてます。 一段落ついたらまとめを作ろうと思ってたのですけど、先も長そうなので、ここいらで目次をつくっておきます。 Scalaでパーサーを作る基 Scalaでパーサーを作ってみる〜1:構文定義 - きしだのはてな Scalaでパーサーを作ってみる〜2:構文木の作成 - きしだのはてな Scalaでパーサーを作ってみる〜3:式の評価 - きしだのはてな 言語要素を組み込んでいく Scalaでパーサーを作ってみる〜4:ブール値とif式 - きしだのはてな Scalaでパーサーを作ってみる〜5:文字列とprintln - きしだのはてな Scalaでパーサーを作ってみる〜6:コードブロック - きしだのはてな プログラム言語に Scalaでパーサーを作ってみる〜7:変数 - きしだのはてな Scalaでパーサーを作ってみる〜8:変

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  • ネットワークに自信のない人は東大講義の情報工学概論Aを見よう - 2012-01-28 - きしだのはてな

    東大にUTオープンコースウェアというのがあって、いろいろな講義資料が公開されています。 http://ocw.u-tokyo.ac.jp/ その中には動画授業があるものもあって、そのほぼすべてがおもしろいです。ただ興味がもてるかどうかという違いだけ。 その中で、情報工学概論Aというのがあって、授業内容としてはネットワークの概論になってます。まだ全部見てないけど、ネットワーク全般の話からTCP/IPの話、セキュリティまでの講義が公開されてるみたい。 こういう一貫した話がちゃんと語られてる講義というのはなかなか公開されてない、公開されてたとしてもネットワーク設定程度だったりするので、これは貴重だと思います。 http://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture?id=11314&r=609526321 ネットワークの勉強をしたことがない人は、テレビのかわりにこの講義を流しておくとい

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    mnru 2012/01/28
  • Alloyで迷路を解いてみる - きしだのHatena

    Alloyでいろいろ試してたんですけど、もしかしてこれ迷路とけるのかな? ということで、とりあえず一道を定義してみる。 module exec/maze abstract sig Field{} one sig F11, F12, F13 extends Field{ conn: set Field } pred show{ } run show F11、F12、F13というのが移動ブロックというイメージで。とりあえずつながってないインスタンスできた。 じゃあ接続を定義。 fact 迷路{ F12 in F11.conn F11 + F13 in F12.conn F12 in F13.conn } それぞれF11、F12、F13から移動できる場所を定義。 つながった! よし、じゃあ迷路を探検するプレイヤーを置いてみましょう。 open util/ordering[Step] sig S

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    mnru 2012/01/08
  • ラムダ計算の勉強のしかた、プログラム意味論 - きしだのHatena

    先日のエントリで手続きを記述するという側面と、式を記述するという2つの側面があるということを書きました。 プログラムの理論とはなにか そして、手続きの性質として代表的な、アルゴリズムについての勉強のしかたについてまとめてみました。 アルゴリズムの勉強のしかた そこで、今回は、式を記述するという側面の勉強のしかたと、あとこの分野は自分でもまだ全然勉強してなかったので、これからどういうを読もうと思っているかをまとめてみます。 プログラム意味論 プログラムは必ずプログラム言語、少なくとも記号で記述します。*1 そこで、プログラムの勉強という点では、どのように動くかというアルゴリズムの勉強だけではなく、どのように書けるか、書いたものにどのような性質があるのかということも知る必要があります。 例えば、2005年あたりからRubyのような動的型付け言語が流行りだし、Javaなどの静的型付けの言語との

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    mnru 2011/10/24
  • 夏休みに読みましょうの本 - きしだのHatena

    もう夏休みに入っちゃってる人多いと思うんですけど、こういうときを読むとしたら、業務に直接関係ないとかいいんじゃないかなーと思うんですね。 ということで2日くらいで読めそうなの4冊ほどあげておきます。 プロセッサを支える技術 一番オススメはこれ。なぜなら去年の夏休みには出ていなかったから。 プロセッサを支える技術  ??果てしなくスピードを追求する世界 (WEB+DB PRESS plus) 作者: Hisa Ando出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2011/01/06メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 22人 クリック: 250回この商品を含むブログ (54件) を見る マルチコアが流行りますよって言われて、とうとう携帯電話もデュアルコアが載ったりする時代になりました。 そうすると、やはりマルチコアがどういうもので、どういう特性があるか、今後の方向性としてどういう問題に対

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    mnru 2011/08/14
  • Java SE 7のjava.nio.file.Filesがとても便利な件 - きしだのHatena

    とても便利。 たとえば、あるサイトからHTMLをダウンロードしてファイルに保存する場合。 try(InputStream is = new URL("http://www.google.com/").openStream()){ Files.copy(is, Paths.get("C:\\Users\\kishida\\Downloads\\google.html")); } ファイルの内容を一行ずつ読み込んで処理をする場合。 for(String s : Files.readAllLines(Paths.get("C:\\Install.log"), Charset.defaultCharset())){ System.out.println(s); } まあ、直接文字列でファイルパスを渡せなかったり、デフォルトCharset使う場合でも引数が省略できなくて、まだるっこいコードになってし

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    mnru 2011/07/07
  • そろそろIDEよりコマンドラインのほうが理解が深まるという有害な妄想は捨ててはどうか? - きしだのはてな

    Java入門ブックガイド(入門編)よりよき入門書と出会うために」を読んで。 第一印象として、よりよきJava入門ブックガイドに出会う必要があるなということ。 コマンドラインでは慣れ親しめない サブタイトルに「慣れ親しむことが上達の秘訣」とあるけども、コマンドラインで慣れ親しむのは難しいと思います。 「慣れ親しむことが上達の秘訣」が正しいのであれば、IDEで慣れ親しんだほうが上達するのではないでしょうか? 現実問題として、書籍を買って勉強する人は強制されて勉強するわけではないです。自分の時間をやりくりして入門書を読んでいます。 そして、まだプログラムの面白さを知りません。 コマンドラインでコンパイルエラーが出たとき、じっくりとそのエラーを読み解くのではなく、そこでくじけてやめる可能性が高いと思われます。 それよりは、IDEでエラーを入力段階で修正しつつ進むほうがいいと思います。 javac

    そろそろIDEよりコマンドラインのほうが理解が深まるという有害な妄想は捨ててはどうか? - きしだのはてな
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    mnru 2010/09/02
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