牛の生レバーの飲食店などでの提供が禁止される前の先月末、松江市の焼き肉店で牛の「レバ刺し」を食べた8人が下痢や発熱の症状を訴え、島根県は「レバ刺し」が原因の食中毒と見て、この店を7日から5日間の営業停止処分にしました。 島根県によりますと、先月29日に松江市にある飲食店「焼肉とらじ」をグループで訪れて「レバ刺し」を食べた4家族11人のうち、小学生5人や親など合わせて8人が今月5日にかけて下痢や発熱の症状を訴えました。 8人の症状はいずれも快方に向かっているということですが、検査の結果、小学生5人から、牛肉などを生で食べた場合に食中毒を引き起こすおそれのある細菌「カンピロバクター」が検出されたということです。 島根県はこの店で出された生レバーによる食中毒とみて、この店を7日から5日間の営業停止の処分にしました。 島根県によりますと、この店はもともと「レバ刺し」を提供していませんでしたが、牛の