アメリカで行われたシカゴマラソンで、ケニアのルース・チェプンゲティッチ選手が、女子の世界新記録となる2時間9分56秒で優勝しました。女子で初めて2時間10分を切る驚異的な記録更新となりました。 シカゴマラソンは、13日、アメリカで行われ、ケニアのチェプンゲティッチ選手は、序盤から1キロ、3分あまりのハイペースでレースを進めました。 そして、中盤以降も粘り強い走りでスピードを大きく落とさず、世界新記録となる2時間9分56秒で優勝しました。 これまでの記録はエチオピアのティギスト・アセファ選手が去年9月のベルリンマラソンでマークした2時間11分53秒で、チェプンゲティッチ選手はこの記録を2分近く更新し、女子で初めて2時間10分を切る驚異的な記録更新となりました。 チェプンゲティッチ選手は、30歳。 女子マラソンでは、2019年にカタールのドーハで行われた世界選手権で優勝していて、おととしと去年