チェルノブイリ原発事故後、放射能の影響による子供たちの最初の警告的発症例となる病気は、新生児のダウン症であったということが言われています。 これは、母体内で胎児の状態の際、ある時期に放射線等を被曝すると染色体異常となり、ダウン症になり出生する新生児が確率的に増加するというものであり、実際ドイツ放射線防護委員会のドイツ国内での調査によっても、このことは明らかにされているものです。 当会としては、こういった情報に基づき福島地域における新生児のダウン症発症例については以前より注目していました。 しかしながら、当会が知り得る範囲では、福島地域における新生児のダウン症に関する情報は全くないという状態でした。 今般、福島第一原発事故を海外から報道しているメディアのうち、インターネット報道で定評のある「ENE NEWS」に、短信的内容の記事が掲載され、3.11後の福島地域における新生児のダウン症の発症が