●十二支の動物をヒトに近い順に並べ替えるとサルの次はネズミである。 十二支の動物(トラはネコ,龍は鯉に置き換える)には安全性試験に用いられる動物が多く存在する。これをヒトに近い順に並べ替えると以下のようになる。「>」等の記号の意味は常識で判断されたい。 霊長目(サル)>齧歯目(ネズミ)≧ウサギ目(ウサギ)≫鯨偶蹄目(イノシシ>ウシ=ヒツジ)>奇蹄目(ウマ)>食肉目(イヌ=トラ)≫≫鳥綱(トリ)≧爬虫綱(ヘビ)≫≫魚類(コイ) よく,ネズミ如きで行った毒性試験など信用できないなどという御仁がいるが,ヒトとネズミは分類学上かなり近く,それが多くの毒性試験でラットやマウスが供試動物とされる理由の1つである。 【10/07/12作成】 十二支の動物(ここでは,生物学上の種を論じるため,子・丑・寅・卯ではなく,ネズミ・ウシ・トラ・ウサギ)を用いる。竜は架空の生物なので無理矢理コイ(鯉;タツノオトシゴ