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ブックマーク / www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo (1)

  • 徒然草第116段

    徒然草(上) 第116段 寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、 寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり*。この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる*、いとむつかし*。人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。 何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ*。 寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり:寺院の名前(寺名・山号・院号など)に限らず、その他なんでもつける名前を昔の人は、少しも思案などしないで、ありのままに簡単につけたものだ 。 才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる:名付けた者の才能が高いと思わせるようと意図している。 いとむつかし:嫌味なものだ、の意。 何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人

    mobanama
    mobanama 2010/12/03
    "寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、たゞ、ありのまゝに、やすく付けけるなり""何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ"
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