米QUALCOMM Inc.は2006年3月1日~2日,米カリフォルニア州サンディエゴにおいて日本の報道陣に向けたMediaFLOの施設公開イベントを開催した。MediaFLO対応携帯電話機の試作機基板や,MediaFLOの送信局内部を初公開するなど,サービス開始に向けた準備が着々と進んでいることを強調した。 MediaFLOは携帯機器向け動画配信サービスで,「FLO(Forward Link Only)」と呼ぶOFDM利用の伝送仕様と,「MDS(Media Distribution System)」と呼ぶコンテンツ配信ネットワークで構成する。一般的な実現形態としては,携帯電話機にMediaFLOの受信回路を組み込む形になる。動画配信コンテンツそのものはMediaFLO受信回路で取得し,その受信に必要な「鍵」データを携帯電話ネットワーク経由で取得する。課金や加入処理などは携帯電話ネットワー
通信事業者がソフトベンダーやシステムインテグレータとの協業拡大を狙い「ミドルウエアや回線インフラを一体化して時間貸しする」という切り札を繰り出した。うまく使えば、システム開発にASPの良さを合わせた新たなビジネスの可能性がある。 株の注文管理や手数料計算など、オンライントレーディング向けのアプリケーション「xBlocks」やミドルウエア「xTrade」を証券会社に提供するファイテックラボ。今夏から、自社製品のカスタマイズに加えてミドルウエアやサーバー、ネットワークの運用を一括して請け負う、新たなサービスの開発に着手した。基本的にパッケージソフトの機能をオンラインで提供するだけの従来型ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)サービスにない、“オーダーメイド”のサービスを目指す。 「既存のASPでは限界」 同社がこの新サービスに乗り出すきっかけは、証券会社の業務アプリケーションに対する
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、無線LAN接続サービス「ホットスポット」の一部アクセスポイントの保有や運用をNTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)に譲渡する。ホットスポットのユーザは、譲渡後もこれまでと同じように利用できる。 NTT東日本、NTT西日本(フレッツ・スポット)、NTTドコモ(Mzone)はすでにNTTBPに無線LANアクセスポイントの保有や運用をNTTBPに譲渡している。そのため、NTTグループが保有する無線LANアクセスポイントは、ほとんどがNTTBPの保有および運用となる。 なお、これに伴いNTT Comは、NTT各社と譲渡契約を締結し、NTTBPの株式のうち22%を取得する。 《安達崇徳》
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く