車椅子を利用する人と健常者の立場が逆転するレストランがあります。 オーナー「あ、二足歩行の方々ですか?通常は介助者の方がいないとレストランに入っていただくことができないですけれども…」 ここは、車椅子を利用する人が多数派のレストラン。健常者が入店すると、けげんな態度で接客されます。バリアフルレストランは、健常者に、マイノリティーとして実際にバリアを体験してもらい、障害と社会のあり方について考えてもらうための体験型のイベントです。 店の天井の高さは、170センチ。車椅子の人には十分な高さですが、健常者は腰をかがめて入店しなければなりません。椅子を置いていないため、健常者は中腰で立ったまま食事。店員も、他の客も、車椅子利用者です。 オーナー「腰の方は大丈夫ですか?」 健常者の客「大丈夫です。ちょっと痛いけど大丈夫です」 好奇の目で見られます。 オーナー「(天井に頭を)ぶつけてしまうといけないの