兵庫県病害虫防除所(加西市)は28日、カメムシが大量発生しているとして、同県全域に病害虫発生予察注意報を出した。 対象作物は、桃や梨、柿などの果樹類。 例年を大幅に上回る数が確認されており、ピークは5月下旬~7月下旬になると予想される。 チャバネアオカメムシの成虫、出展:あれも見たいこれも見たい 備忘篇 カメムシとは、カメムシ目・カメムシ亜目に含まれる昆虫の総称である。 頭は先端が尖った三角形で、後ろにいくにつれ胴体は細くなっていく。全体はおおよそ五角形の底を引き伸ばしたような形をしている。 強烈な悪臭がある。主成分はトランス-2-ヘキセナール、又は、ヘキサナール。手や服についてしまうと、洗っても簡単には取れない。 カメムシには1000以上の種類がいる。国内では90種類以上が確認されている。 今回大量発生したのは、チャバネアオカメムシとツヤアオカメムシである。共に、桃や梨などの果樹類に、甚