2014年5月8日に国内で初めて「3Dプリンターで銃を作成して逮捕される」というセンセーショナルな事件が発生した。この件で世間は騒然としているが、以前から3Dプリンターに注目していたフリークの間ではもともと懸念されており、「とうとう起きてしまったか……」という声の方が多く、筆者もそのひとりであった。 事件発生時の報道を見ていた感じでは、その供述や発砲している動画を動画サイトにアップロードするといった行動から“法令遵守”という観念がいささか希薄であるように感じた。ものづくりと好奇心は自由であるべきだが、日本という法治国家で生活している以上はルールに従うべきである。 そこで、今回は「3Dプリンターで出力してはいけないもの」を10項目ピックアップしたので紹介したい。 【レベル】 ×:作成しただけで罪に問われるもの △:私的利用は問題なくても、往来やインターネットなどパブリックスペースで公開すると