訪日外国人のSNSデータ分析、タビマエからタビアトまでを行動パターン把握へ ―ホットリンクグループなど
ホットリンクグループ傘下のトレンドExpress（トレンドエクスプレス）社は、2015年11月18日、ナイトレイ社との業務提携を締結した。両社ともソーシャルメディアのビッグデータ収集・解析に強みを持つ企業。今後は両社連携のもと、訪日外国人の「タビマエ」「タビナカ」「タビアト」を網羅する行動データ分析サービスを提供し、観光業界や地方自治体、各種業界へのサービス提案を行っていく。 今回の業務提携は、外国人の訪日旅行前後も含めた行動パターンをSNSから把握したいとするニーズを受けたものだという。 トレンドExpress社は、海外におけるSNSデータを通じた訪日旅行前後のクチコミ分析などの実績が豊富な企業。一方のナイトレイ社は、訪日後の外国人の位置情報や移動経路情報に特化した行動解析サービス「インバウンドインサイト（inbound insight）」を提供している。 今後は両社の情報を連携し、これ
ビッグデータとリアルタイム記録を活用した自治体観光マーケティング
インテージリサーチは12月24日、「モバイル空間統計」と「レコーディングリサーチ」を活用し、埼玉県川越市を対象に観光資源への来訪実態把握と観光資源の芽を見つけるための自主企画調査を実施し、その結果を公表した。 同調査は2014年11月、川越市内の500mメッシュ×7エリアにて、川越市外の居住者かつ調査対象期間に調査地域に滞在した人を対象に行われたもの。自主企画による調査方法の有効性の検証を目的に実施された。 なお、モバイル空間統計とは、NTTドコモの携帯電話ネットワークのしくみを使用し、6,600万台の運用データを基に作成される新たな人口統計情報。性別・年齢層別・居住地域別人口構成を、国内人口に加え、訪日外国人についても知ることができる。 一方、レコーディングリサーチとは、従来の記憶型のアンケート調査とは異なり、スマートフォンを用いて継続記録形式で回答を得る手法。常に持ち歩いているスマート
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