SSIを使えば複数のページで共通部分を一元化できるなどのメリットがある。ただし、サーバへの負荷やセキュリティといった要素も考えると無制限に使うべきではない。デメリットを排してメリットだけを享受するには適切な設定が必要だ。 動的なコンテンツ生成を実現するSSI 皆さんはSSI(Server Side Include)をご存じだろうか。SSIは、CGIと同じく動的にコンテンツ(HTML)を生成するための技術だ。 Webサイトの多くは全ページ共通の部分を少なからず持っている。例えば、ページの上にはコンテンツのナビゲーションタブ、ページの下にはCopyrightなどのメッセージといった具合である。これらの共通部分は、各ファイルに記述するよりも共通のファイルに分離しておく方が効率がよい。なぜならば、共通部分に何らかの修正が発生した場合に、複数のファイルを修正するよりも1つのファイルを修正するだけで済