お金に関するコンセプトでよく議題に上がる「ラテ・ファクター」。 マネーライターで講演実績も豊富なDavid Bach氏が提唱し、人気を集めたアイデアです。ひとことで言えば、日々の生活の中で、カフェラテのような小さな出費を切り詰めることで、お金を節約し目標を達成できるという意味です。 小さな節約は意味がない?そのため、「ラテ・ファクター」と名付けられました。このラテ・ファクターについて、その実質的な効果を疑う声が多く聞かれます。 たとえば、毎朝8ドルのラテ代を節約したところで、その日の生産性が下がっては意味がないという内容です。それに対し、ラテ・ファクター擁護側の意見は、1日単位ではなく、長期的な節約を考えることにこそ意義があると主張しています。 たとえば、平日の毎日8ドル(800円)のラテとベーグルを食べるとして、それを年間50週繰り返せば250回購入することになり、合計2000ドル(20