写真は普通、「被写体」と「カメラマン」で成立する。しかしそこにもし「第三の男」がいたとしたら……? というミステリがあるかどうかは知らないけれど、パーティにおける私の立ち位置はまさにその「第三の男」で、一言で言い換えるなら「素人カメラマン」ということになる。頼まれてもいないのにカメラを持って歩き回る係だ。 結婚パーティに出席した経験はあまり多くないのだけれど、いつしか、参加する時にはカメラを持っていって勝手に撮影するようになった。誰だってデジカメで撮影くらいするけれど、私はコース料理をほったらかしてまで会場を歩き回り、撮影する。2005年、会社の元同期の結婚パーティでも勝手に撮影をしてベストショットをたたき出し、奥さんに大変喜ばれた記憶があるので、その頃には既に勝手に撮影をしていたようだ。(当時はCyberShot L1を買ったばかりだった)。 私が結婚パーティで勝手に撮影をする理由は、い
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