オタクは、自分たちの好きなマンガが幼児性愛であること、女性蔑視のコンテンツであることを認めたら、表現規制しろと言われるんじゃないかと恐れている。 なので、議論ではそのような土俵にあがることを避けて、ひたすら「表現の自由」を言い立てる作戦に出るしかない。 これはHatenaにいる左翼(はてサ)にそっくりである。 彼ら・彼女らは、女性専用車両が男性を排除していることを差別だと認めたら、ただちに女性専用車両の廃止につながると恐れている。 そのため、さまざまな理屈をひねりだし、何が何でも差別だとは認めないのである。 どちらも共産党のような無謬性を志向しているのであり、自分には一点の非もないと言い張る潔癖な人たちだ。 まあ悲しいことに、世の中には「相手に非があれば叩いてよい」という風潮がある。実際にもし一歩でも譲ってしまうと、敵の陣営が増長して、そこから百歩の後退を余儀なくされる場合もある。 潔癖症