人をだますやりくち。 「手練」も「手管」も同じ意味で、同義の語を重ねて意味を強めたもの。 「手練」は 「しゅれん」と読めば、なれてじょうずな腕前のこと。 「手」の読みは、シュ、ズ、て、た 読みのバリエーションは多いですね。 「下手」は、「しもて」「したで」「へた」 「上手」は、「かみて」「うわて」「じょうず」「じょうしゅ」 一手(いって)、先手(せんて)、大手(おおて/おおで)、 得手(えて)、勝手(かって)、素手(すで)、 痛手(いたで)、苦手(にがて)、諸手(もろて) 手綱(たづな)、手繰る(たぐる)、手向け(たむけ) さらに おもしろい読みが、 ・手水(ちょうず) 「てみず」の転。 手や顔を洗う水。 ・手弱女(たおやめ) 1、やさしい女。しとやかな女。 2、浮かれ女。あそびめ。