【ハノイ=伊藤学】ベトナムで今年秋に予定する憲法改正を巡り、国名を現在の「ベトナム社会主義共和国」から「ベトナム民主共和国」に変更する案が浮上している。ベトナム共産党による社会主義政策は継続する方針だが、イメージ刷新のため、40年近く続いた「社会主義」の看板を下ろす可能性が出てきた。現地ニュースサイトのベトナムネットなどが報じた。ベトナムは1992年以来の本格的な憲法改正を目指している。1月に
京成電鉄は戦前からの歴史を持つ「行商専用車両」を3月いっぱいで廃止した。地元の新鮮な農産物をぎっしり背負った行商の人が東京方面に向かう姿は早朝恒例の風景だったが、高齢化とともに利用者が減少。「最近は多くても1日20人程度にとどまっていた」(京成電鉄)最後まで運行を続けた専用車両は芝山千代田駅(千葉県芝山町)7時46分発の京成上野駅行き。各駅停車の最後尾1両で、平日のみの運行だった。4月以降は「
【広州=桑原健】中国通信機器大手の中興通訊(ZTE、広東省)が27日発表した2012年12月期決算は、最終損益が28億4100万元(約430億円)の赤字(前の期は20億6千万元の黒字)となった。1997年の上場以来初の赤字。世界景気の減速で通信会社向け設備の販売が低調だったほか、従来型携帯電話の販売減で端末事業の売上高も減少した。売上高
黄砂シーズン本番だ。3月20日の春分の日には関東や東北地方などでも黄砂が観測された。都市を包み込む黄砂は視界を悪くして飛行機など交通に影響を与え、屋根や車に降り積もり洗濯物を汚す。健康にも悪影響を及ぼす。ぜんそくや花粉症を悪化させることが疫学調査や動物実験などから示唆されている。近年、黄砂に知られざる事実が隠されていることがわかってきた。黄砂は指でつまむのも難しいが、微生物、例えば数マイクロ(
地名は祖先が残した故郷の財産。災害と結び付いた隠れた意味を次世代に伝えたい――。宮城県地名研究会会長の太宰幸子さん(69)が、東日本大震災で甚大な被害が出た宮城県沿岸部の地名の由来を調べた書籍「地名は知っていた 津波被災地を歩く」を出版した。 気仙沼市から山元町まで計15市町を震災後1年半かけて現地調査。地名辞典や市町史などの文献にもあたり、計140カ所の地名を解説しながら、被災地の様子もつづった。 例えば、海から約3キロ離れている南三陸町の大船沢(おおぶねざわ)という地名。かつて津波で大きな船が流れ着き、名付けられたという言い伝えがあることが分かった。 太宰さんは「津波に限らず、災害と結び付く地名は多い。由来を知ることは防災にも役立つのではないか」と話す。 上下2冊で計443ページ、各800円(税別)。問い合わせは、河北新報出版センター(電022・214・3811)。〔共同〕
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