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■ブルーノ (監督:ラリー・チャールズ 2009年アメリカ映画) 「貴様もチンポを吸うんだろ? ホースでゴルフボールを吸い込む口だ!」――ハートマン軍曹byフルメタル・ジャケット かつて『ボラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』で世界をヒンシュクの渦に巻き込んだサシャ・バロン・コーエンが誰にも頼まれてないのにさらにパワーアップし、世界を怒号と罵倒の暴風域に叩き込むというサイテーチンコ映画、それが『ブルーノ』である。前回インチキカザフスタン人に扮したサシャ・バロン・コーエンの今回の役回りはオーストリア出身のチンコ大好きファッション・リポーター「ブルーノ」。チンコ大好きというからには当然ゲイである。ゲイでありホモでありオカマである。そんなチンコ野郎ブルーノが「アタシ、セレブになりたいのッ!」とアメリカに飛び、さらに中東へアフリカへ、汚いケツをクネクネさせながらそのイカ臭いチ
Blackmagic/Jose James ブラックマジック / ホセ・ジェイムス Beat Records(BRC246) iTunes Music Storeで購入する amazonで購入する 4shots 国内でもJ-WAVEでおなじみ、世界的な知名度を誇る選曲家ジャイルス・ピーターソンが送り出した‘ジャズ・シンガー’、ホセ・ジェイムス (Jose James)のセカンドだが、これが素晴らしく気持ちよい作品に仕上がっている。なめらかで空中に漂っていく様子が目に見えるようなホセの声を主軸に、硬質なビートで注目度を高めてているフライング・ロータス、デトロイトの奇才ムーディマン、さらに我らがDJ MITSU THE BEATS(ソロ作で既発)までがトラックを提供。生音中心だった前作とはまたガラッと違う空気感で、それがなんとも心地よい、ゆるみすぎないリラックス、余裕を持った緊張感が生み出され
新宿にて。サシャ・バロン・コーエン新作。いやがらせにすべてを賭ける男が、オーストリア出身の下品きわまりないゲイキャラ、ブルーノに扮して世界中でひどいことをしまくる。わたしが見たなかでは、ここ数年で上映された映画でもっとも下品であり、ここまでひたすらにいやがらせを追求するサシャ・バロン・コーエンという男は何者なのか、彼をこうした表現に駆り立てるものはなにかとふしぎな気持ちになりました。 場の雰囲気は、ほんとうにかんたんに壊れてしまうものだ。つまらない言動で場を白けさせることは、誰にとっても耐えがたく、気まずいものである。そうした言動は、英語圏では spoil といって敬遠されるし、みんながたのしんでいる場をもり下げる party pooper はつねに嫌われる。あたりまえである。そしてサシャは、徹底してあらゆる場を spoil しようとし、どこまでも party pooper でありつづけよ
『しんぼる』と『大日本人』をDVDで改めて鑑賞したので、Twitter的に思いついたことを覚え書き。 ・監督松本人志は「ヒーロー」とか「神」とか、誰しもが明確に定義出来ないデッカいものを自分なりに描こうとしてる。それは「お笑いのカリスマ」と言われてる自分自身のことでもあり、生涯追い求めている「笑い」のことでもある。故に「お前らが崇めてるもんって意外とこんなもんでっせー」的な視点が加わり、それを自ら演じることで、「オレもそんなもん」と嘯いてみせてる。嘯いてると書いたのは、笑いの才能に絶対の自信があるのは本人も分かってることだと思うので。 ・ぼくは映画監督松本人志の作品が好きだ。おもしろいと思って観ている。だからと言って『3-4x10月』とか『ソナチネ』レベルの映画だとは思ってない。まぁ、実際、松本人志に『3-4x10月』のような映画は求めてないし。 ・『大日本人』で山中にある発電所を目指して
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