2012年4月12日のブックマーク (11件)

  • 隣のおじさんは殺人のプロでした 『アジョシ』 - 1953ColdSummer

    アジョシ  THE MAN FROM NOWHERE 2011/韓国 R15+ 監督:イ・ジョンボム 主演:ウォンビン  情熱というものはこれ大事であって、むかし、情熱の、真っ赤な薔薇を、なんて歌っていたグループもあったが、兎角、情熱無くしては人は生きていけないし、情熱無くして社会は形成されぬのである。う、寝る、性、すべてが情熱的であるべきだし、商品の発注、契約の履行、顧客のデータ管理、あらゆる仕事は情熱の消費量に応じて俸給を頂戴しておるのである。かくいう乃公なども、情熱に耽るあまり脳味噌が自由闊達になってしまい、「情熱が足らぬ」と情熱的な文字で書いた退職届を人事に叩き付け、自由闊達の身となりてフラを踊りにハワイに行ったり、牛追い祭りに参加すべくスペインに飛んだりと、情熱的に過ごしておる内に情熱の理(ことわり)の何たるかが見えたような気がし、旅情大悟、今やすっかり枯れてしまったよ。かとい

    mokkei1978
    mokkei1978 2012/04/12
    "いちいちウォンビンはクールであって且つ情熱的なのであるが、それに輪をかけて情熱的なのが戦闘シーンに代表される暴力性や残虐描写なのである。"
  • 『ピープル VS ジョージ・ルーカス』を見たゼ! - 空中キャンプ

    渋谷にて。世界中のスター・ウォーズマニアたちの生態を写しつつ、彼らと作者ジョージ・ルーカスとのあいだで発生したさまざまな問題をユーモラスに描いたドキュメンタリー。期待以上におもしろい逸品でした。なにかにのめり込むこと、ある表現に感染してしまうことの興奮(と虚しさ)が描かれていくと同時に、芸術作品は最終的に誰に属するものなのか、作者は作品をどこまでコントロールできるのかという、より深いテーマに接近していくスリルも味わえました。SWについて、わたし自身は「普通に好き」というていどの距離感ですが、それでもじゅうぶんにたのしめました。 作品には、SWファンの激しい怒りと憤りがつめ込まれている。なぜならジョージ・ルーカスは、SWの旧三部作(77年、80年、83年に上映された三作品)を繰りかえし改変し、どんどんと違う映画に作り変えていってしまうからだ。LD〜DVD〜ブルーレイとメディアが変わるたびに、

    『ピープル VS ジョージ・ルーカス』を見たゼ! - 空中キャンプ
    mokkei1978
    mokkei1978 2012/04/12
    "作品には、SWファンの激しい怒りと憤りがつめ込まれている。"
  • トロール・ハンター(2010) - Hagex-day info

    Aさんに教えてもらった映画「トロール・ハンター」を鑑賞。好き嫌いが分かれる作品だが(ネットのデマに騙される人は向いていないw)、個人的には腰が抜けるほどの面白い作品だった。 都内では13日金曜日までしか公開していないので、ボンクラ映画が好きな人は今から劇場に行った方がいい。 あらすじ ノルウェーの学生3人がドキュメンタリーを作ることに。熊の密猟事件をテーマに、犯人とされる人間を追っていく。しかし、その人間は熊の密猟者ではなく、トロールを退治するハンターだったのだ(ババーン) 映画には「映像を取り扱うわが社に、差出人不明で280分以上の映像が送られてきた。……ある程度時間をカットしているが、映像に手は加えていない…」というナレーションから始まる。 「ブレアウィッチ」「クローバーフィールド」「パラノーマル・アクティビティ」といった、モキュメンタリーだ。 モキュメンタリーとは? 映画テレビ番組

    mokkei1978
    mokkei1978 2012/04/12
    "美しいノルウェーの景色とアホなことを大真面目にやっている姿が、ハートに突き刺さり"
  • 人喰い映画の傑作! 血まみれリバークルーズ「マンイーター」 - エキサイトニュース

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    mokkei1978 2012/04/12
    "人喰い映画とは思えないとても格調の高い映像で、一気にその世界に引き込まれる。"
  • 『タマフル THE MOVIE 暗黒街の黒い霧』を見たゼ! - 空中キャンプ

    mokkei1978
    mokkei1978 2012/04/12
    "ラジオリスナーはあらすじを追いつつも、ふだんは声でしか接することがない出演者がみずからの身体をカメラの前にさらし、演技しているというリアルな緊張感を共有することができます。"
  • X-MEN:ファースト・ジェネレーション : 淡々 (マンガソムリエ廃業編)

    すばらしい完成度!!! 魅力的なキャラクターがいて。 魅力的な特訓シーンがある。 ヒーロー戦隊映画としては、完璧に近い映画なんじゃないか? とにかく、いま、おもしろいもの見ているなぁって実感できる瞬間がなんどもあって。 しかもそれがクライマックスが近づくにしたがってちゃんと盛り上がっていくという。 映画ってのは感情を揺らすために見るものだ。 で、そういう意味ではものすごく丁寧に見ている側の感情を揺らして、アゲてくれる。 キックアスは、どっちかというと「奇手」の類だったと思うので。 ある意味で「予想外」の揺らし方をされたのだけど、今作に関しては「予想通り!」というか「期待通り!」な揺らし方&アゲ方をしてくれる。 この「きたきたきたきたぁ!」っていう喜びはジャンル映画ならではだよなぁ。 あと、この監督の場合、キックアスの時にも思ったけど、語り口がスマートで、かつ「わかりやすい」のがいい。 アク

    X-MEN:ファースト・ジェネレーション : 淡々 (マンガソムリエ廃業編)
    mokkei1978
    mokkei1978 2012/04/12
    "ヒーロー戦隊映画としては、完璧に近い映画なんじゃないか?とにかく、いま、おもしろいもの見ているなぁって実感できる瞬間がなんどもあって。"
  • 今日のお題・・・・・・・・・・『エクスタミネーター』(1980年 米国) - HOGHUGの日記  

    mokkei1978
    mokkei1978 2012/04/12
    "80年代に大ブームとなったスプラッター映画を逸早くアクション映画に取り込みつつ、他と巧みに差別化を図っていたのには感心してしまうわな"
  • 争いこそが世界なのだよ。 - ひかる暗黒日記

    一観客として「アンダーワールド 覚醒」へ。こちらも3Dを意識して急遽制作された作品だが、作品の存在自体が露骨に蛇足だった「バイオハザードIV」より、3Dの導入が丁寧で、飛び出させたい部分の描写もこれ見よがしでウザくない。つまり、レン・ワイズマンが「トータル・リコール」監督の合間に物語をコントロールしている(監督ではない)ので、もっと物語に没入できる安定した展開なのだ。ただし、セリーンが最後に登場した「アンダーワールド2」の直接の続きとなっており、ブランクがあるため、過去を振り返りながら単純化。舞台も未来へと移し、「デイブレイカー」的要素も加味した狭いシチュエーションでアクションと暴力と残酷の濃度を上昇させている。依然敵として登場するライカンおよび生き残りのヴァンパイアはキャラ立ちが弱いが、よりローナ・ミトラ化してきているケイト・ベッキンセイルの骨格美、その娘の可憐さ、ウェス・ベントレー、サ

    mokkei1978
    mokkei1978 2012/04/12
    「アンダーワールド 覚醒」。"「デイブレイカー」的要素も加味した狭いシチュエーションでアクションと暴力と残酷の濃度を上昇させている。"
  • 『居心地の悪い部屋』/岸本佐知子 編訳(角川書店) - 空中キャンプ

    mokkei1978
    mokkei1978 2012/04/12
    "どの小説にも暗さや鋭い棘がしっかりと刻印され、よくもこれだけイヤな話だけを収集して一冊の本にできたものだと感心"
  • 今日のお題・・・・・・・・・・『ミドルメン/アダルト業界でネットを変えた男たち』(2009年 米国) - HOGHUGの日記  

    mokkei1978
    mokkei1978 2012/04/12
    "『ソーシャル・ネットワーク』(2010年)のポルノ版と云っても可笑しくない物語でもあり、今を生きる方なら何方でも身近に感じながら楽しくご覧頂ける筈"
  • 『アナザー プラネット』 あの地球にはもう1人の自分が - 1953ColdSummer

    アナザー プラネット  ANOTHER EARTH 2011/アメリカ  監督:マイク・ケイヒル  贖罪。これ即ち罪を贖い、償うことであって、罪を犯したからには贖罪をせんければならなく、これをしない人間は鬼畜、或いは外道などと蔑まれ、社会的に抹殺されるのであり、社会的に抹殺されるとどうなるかというと、血縁者には離縁され、知己には鹿十を決め込まれ、知らん人からは石もて追われるのである。無論、そんな状態に陥ると生活に困窮し、終いには自ら縊れねばならんくなるのは自明の理であって、おそろしい、おそろしい、そんな目には会いたくないっ、と、ふるふる震え、わたしは、贖罪をして生きようと決心したのである。以来わたしは、ものの弾みで首をもいでしまった水子地蔵に贖罪をし、門前で追い返した訪問販売に贖罪をし、畜肉をつつくたびに贖罪をしておるのであるが、はは、人として生きてきてこれだけ贖罪をせねばならぬのにはほと

    mokkei1978
    mokkei1978 2012/04/12
    "辻褄の合わない映画には全部もうひとつの地球を出すべきだし、辻褄が合っている映画にも全部もうひとつの地球を出すべきである"