携帯電話を持たないCoccoは、相手を信じ思いやる「テレパシー」の力と手紙のやり取りで、日々のゆるやかな人間関係を維持している。それ以上に過剰な「つながり」は求めていない。自分の思いを相手に伝え、相手の思いを受け取るには、これで十分だ。 2018年に自ら立ち上げたブランド「Composition-a」の新作ワンピースと、大きなヘッドドレスを身に着けて現れたCocco。表に顔を出すのはデビュー20周年で終わりにしたかったと言う。それでも今年2月には11枚目のアルバム『クチナシ』をリリースし、今も歌い続ける。Coccoの歌が鳴りやまないのはどうしてだろうか。 ▼インタビュー前編 「逆に聞きたい。つながりって何?」 Cocco、想像力が入る余地のない世界への警鐘 つながりすぎるのもつらい --20代で音楽活動から一時期離れていたときは、どうして沖縄に帰ることにしたのですか? とりあえず仕事をやめ
![「歌では人を救えない」勘違い、惨敗、挫折……それでもCoccoの歌は終わらない | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/40cb45484d5a82861ca2c191b25da79c92a6427e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Fand%2Fdata%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F05%2FDSC6720_1200.jpg)