明日は憲法記念日です。 自民党などが憲法改正案を発表したことに対し、護憲をかかげる共産・社民両党は危機感を募らせ、憲法問題が次の衆議院選挙の争点の1つに浮上してきました。安達宜正解説委員です。 アナ)憲法改正案の発表が続いていますね? アナ)護憲派はどうなのでしょうか 安達)「加憲」・時代の変化によって、環境権など新たな権利を加えるという立場をとっている公明党を除けば、憲法改正に強く反対しているのは共産党と社民党です。両党とも国会で、少数ということもあって、危機感を強めていますが、次の総選挙では護憲の立場で、反転攻勢に出たいとしています。 アナ)具体的にはどういうことですか 安達)まず、共産党です。地方選挙では比較的、善戦し、議席を伸ばしています。そして、前回の総選挙では、全国300の小選挙区のうち、半数程度で候補者の擁立を見送りましたが、今度はすべての選挙区に擁立する方針です。前回は