「障害の復旧」と「問題解決」を勘違いする人たち:失敗しない「外資系」パッケージソフトとの付き合い方(1/3 ページ) 外資系パッケージソフトの導入で失敗しないための方法を解説する本連載。今回からは、ソフトウェア利用の長き道のりである「運用」についてのお話をします。あなたは障害が起こったとき、メーカーへの問い合わせで苦労したことはありませんか? IT運用の業務を経験したことがある人なら、誰もが一度は、運用で使用するソフトウェアについてメーカーに問い合わせたことがあると思います。問い合わせの種類はさまざまかと思いますが、特に障害が発生したときの連絡はトラブルになりやすいものです。 今回の記事では、ソフトウェアの保守窓口とやりとりするケースを例に、運用が始まってから生じる、よくある誤解や失敗例を紹介したいと思います。 失敗事例13:原因の調査を優先して、障害の復旧が進まない ソフトウェアのサポー