ブックマーク / www.tapthepop.net (4)

  • 「ビコーズ・ザ・ナイト」を作った2人による夢の共演

    パティ・スミスにとって、最大のシングルヒットとなったのが「ビコーズ・ザ・ナイト」。 この曲を書いたブルース・スプリングスティーンとパティによるデュエットが実現したのは2009年、ロックの殿堂25周年コンサートでのことだ。 ブルースがパティにこの曲を贈ったのは1977年、3rdアルバム『明日なき暴走』がヒットしてから2年が過ぎたある日のことだった。 この間、元マネージャーのマイク・アペルとの裁判の影響で、ブルースはレコーディングを禁止されていた。 (ブルース・スプリングスティーン〜禁じられた日々) 裁判が終わり、ようやくスタジオでのレコーディングを再開したブルースだったが、どうしても完成させることができない曲があった。 「俺は今までストレートなラブソングを書いたことがなかった。『ビコーズ・ザ・ナイト』を完成させるにはその真っ直ぐさが必要だったんだ。でも、あの頃の俺にはそれができなかった」 レ

    「ビコーズ・ザ・ナイト」を作った2人による夢の共演
    monaken
    monaken 2018/12/01
    ええ話だ…。
  • 発売中止になったフォークルの「イムジン河」は国境を越え、時間を超えて日本人の歌になった

    Home TAP the SONG 発売中止になったフォークルの「イムジン河」は国境を越え、時間を超えて日人の歌になった - TAP the POP 1967年のクリスマスにレコードが発売されたシングル盤の「帰って来たヨッパライ」が驚異的なヒットを記録し、京都のアマチュアだったザ・フォーク・クルセダーズは日中から注目される存在になった。 そしてプロとして1年間だけ活動する道を選んだとき、フォークルのセカンド・シングルに決まったのは「イムジン河」だった。 後に加藤和彦とコンビを組んでフォークルやサディスティック・ミカ・バンドの作詞を担当する松山猛が、この歌に出会ったのは少年時代にさかのぼる。 京都に生まれ育った松山は中学生の時に、いがみ合いやけんか騒ぎが日常茶飯事だった朝鮮学校と日の学校との間を仲良くできないものかと考えて、学校同士でサッカーの対抗試合を行うことを思いついた。 銀閣寺の

    発売中止になったフォークルの「イムジン河」は国境を越え、時間を超えて日本人の歌になった
  • 「イムジン河」のかわりに加藤和彦が作った「悲しくてやりきれない」の奥深さ

    ザ・フォーク・クルセダーズの「イムジン河」はシングル盤が発売される前日、東芝レコードの判断によって発売中止が決まった。 レコードは店頭に並ぶことなく回収されて、すべて廃棄処分になった。 それに代わって急いで作られた新曲が「悲しくてやりきれない」だったという話は広く知られている。 ただし、「イムジン河」のテープを逆回転させて作ったとか、譜面の音符を逆からたどったメロディだとか、作曲した加藤和彥の才人ぶりを伝えるエピソードは、少し面白おかしく誇張されたところがある。 〈参考コラム〉ザ・フォーク・クルセダーズの「イムジン河」は国境を越え、時間を超えて日人の歌になった フォークルのメンバーだった加藤は、ニッポン放送の重役・石田達郎から会議だと急に呼び出されて、重役室で「イムジン河」が発売できなくなったことを告げられた。 そして「加藤、次出さなきゃなんないから曲作れ」とその場で言われたのだ。 「ギ

    「イムジン河」のかわりに加藤和彦が作った「悲しくてやりきれない」の奥深さ
    monaken
    monaken 2016/08/26
    劇場版「この世界の片隅に」で使われている「悲しくてやりきれない」という曲について。老詩人と新鋭ミュージシャンの組み合わせを産んだプロデューサーって凄いな。
  • LIFE!/ライフ〜人生で遭遇する“あの瞬間”と偉大なるクレイジーな人たち

    Home TAP the SCENE LIFE!/ライフ〜人生で遭遇する“あの瞬間”と偉大なるクレイジーな人たち - TAP the POP 『LIFE!/ライフ』(THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY/2013) 映画『LIFE!/ライフ』(THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY/2013)は、2010年代に公開された映画の中でも極上の1であることは間違いない。実に味わい深くて、観る者を幸せで優しい気持ちにさせてくれる。 原作は1939年に書かれたジェイムズ・サーバーによるわずか12ページの短編で、1947年のハリウッド映画『虹を掴む男』のリメイクだが、監督・主演のベン・スティラーのフィルターを通して、まったく新しく見応えのある人間ドラマとなった。 いい映画というのは、その人にとって何度も観たいと思わせる強い力を持っている。そして観終わ

    LIFE!/ライフ〜人生で遭遇する“あの瞬間”と偉大なるクレイジーな人たち
    monaken
    monaken 2016/01/19
    この映画で「Space Oddity」がかかるシーンはほんとうに良かった。
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