2月8日、フルアルバムとしてはメジャーから初となる『SUPERMAN』をリリースする、水曜日のカンパネラ。3月には武道館公演も決定し、いよいよメインストリームのポップシーンの主役へと躍り出ようとしている。 水曜日のカンパネラといえば、「主演 / 歌唱」のコムアイの鮮烈な存在感をフィーチャーしたミュージックビデオが、そのイメージの拡散において大きな牽引力となってきた。なかでも、“ナポレオン”や“メデューサ”、“ツチノコ”に“松尾芭蕉”、そして今作『SUPERMAN』にも収録されている“アラジン”と、これまで5作品を手がけてきた映像作家・映画監督の山田智和は、毎回意外性のあるシチュエーションでコムアイの奔放なパフォーマンスをとらえ、奇抜で不思議でキッチュなだけではない水曜日のカンパネラのモダンアート的な側面を引き出してきた。山田智和は昨年末に地上波のテレビで放送されて話題を呼んだ、二階堂ふみと