まさかこのような展開になるとは、本人ですら予想もしていなかっただろう。 昨年3月に、ミニアルバム『à la carte』でメジャーデビューを果たした藤原さくら。清楚で可憐なルックスと、ノラ・ジョーンズあたりを彷彿とさせるスモーキーな歌声、天真爛漫な人柄に、大のマッチョ好きという様々なギャップによって人気を集めていた彼女が、なんとフジテレビの月9ドラマ『ラヴソング』でヒロイン役に大抜擢されたのだ。ヒロインの「佐野さくら」が劇中で歌う、“Soup”と“好きよ 好きよ 好きよ”はどちらも主演・福山雅治の作詞作曲によるもので、リリースと同時にチャート上位を記録。藤原さくらは一気にお茶の間の人気者となった。 ポール・マッカートニーをリスペクトするミュージシャンに挙げ、SPECIAL OTHERSやCurly Giraffe、高田漣ら、名うてのミュージシャンたちと作り上げてきた彼女のこれまでの作品は、