ザ・フラテリスやザ・ビュー、クラクソンズなどイキのいい新人が続々と登場しているロック・シーン。今年はブロック・パーティー、カイザー・チーフス、マキシモ・パーク、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーなど、2005〜06年にアルバム・デビューしたバンドが続々と第2作をリリースしている。俗に「2枚目のジンクス」といわれるほどセカンド・アルバムで評価を落とすミュージシャンは多いけれど、昨年のカサビアンやジェット、レイザーライトら同様、今年リリースされている2作目群もなかなかのクオリティを保っているのだ。 そんな中、英国を中心に、世界的な注目を集めているアークティック・モンキーズのセカンド・アルバム『フェイヴァリット・ワースト・ナイトメア』がついに発売された。同時期にアヴリル・ラヴィーンやニーヨ(こちらもセカンド)のアルバムがリリースされたため、日本や米国では苦戦しているようだけど、本国では堂々の初登