NTTは23日、同社のマイクロシステムインテグレーション研究所が人の体の表面を伝送路とする新しいヒューマンエリア・ネットワーク技術「レッドタクトン(RedTacton)」の基板技術の開発に成功したと発表した。 レッドタクトンでは、送信機はデータ信号を変換した微弱な交流電界を体の表面に誘起し、受信機はこの電界を検出してデータ信号に変換することで通信を行うというもの。微弱な電界を使用するため、電波法の微弱無線基準を満たしている。また、今回開発されたレッドタクトンはすべて電子部品で構成されていて、オフィスセキュリティを主な利用領域とした性能(230kbps高速転送、低消費電力)を備える。NTTでは、映像・音声データの再生など高速通信が可能なデータ通信版(伝送速度10Mbps以上、光学センサ使用)の研究開発とその低コスト化を進めているとしている。 また、これをうけてNTTエレクトロニクスはレッドタ
![NTT、人体の表面を伝送路とするヒューマンエリア・ネットワーク技術を開発 | RBB TODAY](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f16fc50cb60f0ed80a142c3d2ade1b5268f66648/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.rbbtoday.com%2Fimgs%2Fogp_f%2F49501.jpg)